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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~「アメリカン・スナイパー」を、あなたはどう観るか?2015年7月8日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~「アメリカン・スナイパー」を、あなたはどう観るか?

エルヴィス・プレスリーの「Love Me Tender」を夜半に聴く心地よさ。

TOHOシネマズ高知で、クリント・イーストウッド監督「アメリカン・スナイパー」を公開初日レイトショーで鑑賞しました。
2月21日ですね。
ハードなテーマの作品にしては、そしてTOHOシネマズ高知にしては、お客さんがよく入っていた。
しかし問題は、近年の日本の映画興行、特に洋画は公開一週間くらいでサーッとお客さんが来なくなってしまう点です。
「クオリティの高い映画を観たい」という欲求を持つ人口が少な過ぎるんですね。
なにせ「テラスハウス」の映画版が初登場1位になるようなお粗末さですから。
で、「アメリカン・スナイパー」ですが、素晴らしいかった。
が、嫌う人もいるでしょう。
「大勢の人間を殺害したスナイパーを英雄扱いしている!」とか「米国の国威発揚映画だ!」とか。
わたしはそういう視点では観ませんでしたけどね。
ただ完成度という点では、やはり「許されざる者」の域までは行かない。
数あるイーストウッド傑作群の中でも、「許されざる者」は正しく神話の域に達しています。
実に素晴らしい「アメリカン・スナイパー」を観て、それでもあらためて「許されざる者」の凄まじい完成度を再認識した。
「アメリカン・スナイパー」をについては今後も適宜書いていきますね。

エルヴィス・プレスリーの「Love Me Tender」を夜半に聴く心地よさ。

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