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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画俳優演技論」~吉田鋼太郎が「高倉健さん」を持ち出しての発言はどうなのか?2015年8月16日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~吉田鋼太郎が「高倉健さん」を持ち出しての発言はどうなのか?

♪スタンリー・クラークとマーカス・ミラーのベースを聴き比べてみてね!

※あなたは今、どんな俳優が好きですか?

という質問、ぜひあなたの日常に取り入れてくださいね。
誰が相手でも適宜この質問をしてみてください。
一つの質問からどれだけ話題を展開させられるか?
そしてこの質問一つからさらに多様なヴァリエーションを生み出すことができるのです。
そうしたお話もまたいたします。

ところで吉田鋼太郎という俳優がいますね。
基本的には舞台俳優で、テレビドラマでは「カラマーゾフの兄弟」「花子とアン」などに出演しています。
「花子とアン」で仲間由紀恵演じる「白蓮」の最初の夫となる福岡の石炭王の役で一般にはよく知られるようになりました。
この吉田鋼太郎が2015年3月に放送された嵐のバラエティー番組で、
「高倉健さんが亡くなったよね。これからはああいう〈いるだけでいい〉という俳優は出ないと思うんだ。いろいろできる俳優が今後は・・・」
という趣旨の発言をしていました。
わたしは耳にして、かなりの違和感を覚えたんです。
あなたはどうですか?
嵐の番組で、放送されてない部分でどんな流れがあったのかは分からないけれど、吉田鋼太郎がいきなり「高倉健さん」と持ち出す違和感。
もちろん言論の自由はあるわけで、基本的には誰が何を言ってもいいのですが、そして高倉健に対するリスペクト込みの発言だとは思うけれど、「そこでそれを言うのは全然違うんじゃないのかな?」と強く感じたのです。

♪スタンリー・クラークとマーカス・ミラーのベースを聴き比べてみてね!

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