SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~大河「花燃ゆ」は時代劇に対する侮辱か?映画「バードマン」をフランスはどう評価したか?2015年9月25日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~大河「花燃ゆ」は時代劇に対する侮辱か?映画「バードマン」をフランスはどう評価したか?

大河ドラマ「花燃ゆ」の低視聴率が取りざたされていましたが、一般にも著名な幕末の志士の間で「吉田松陰の妹が重要な役割を果たす」という無理な設定は観ていてしんどいんですね。
さらに「あの過激な吉田松陰」の家庭が「ほのぼの」というのがまた観ていていたたまれない気分になる。
時代劇に「新たなファンを」という試みは分からなくはないけれど、日本映画全盛時代の時代劇の素晴らしさをいつも愉しんでいるだけに、「ラブコメ」の要素まで加味されるといたたまれないですね。
「時代劇」は〈「言葉」による革命〉が構想する「新たなる日本人」を考える上でも重要な要素です。
今後も考えていきましょう。

さてアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督「バードマン」。
フランスの「allo cine」という映画情報などを扱う有名サイトがあって、晋作の多くに対する仏国内主要メディアの評価を一覧として掲載しており、とても役に立ちます。
で、「バードマン」はというと、20以上のメディアが最高の5つ星。
しかし低い評価を与えるメディアもあり、ル・モンドは3つ星、カイエ・デュ・シネマは最低点の1つ星でした。
このように大きく評価が分かれるの「問題作」のおもしろいところです。

nice!(15)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 15

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0