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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~ネットの「ユーザーレビュー」など読まず、芝山幹郎の文章を読みましょう。2015年11月16日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~ネットの「ユーザーレビュー」など読まず、芝山幹郎の文章を読みましょう。

ネットで「ユーザーレビュー」というのがありますね。
どこの誰だか分からない人が映画などの採点をして、そのトータル点数が「星いくつ」の形で載っていたりする。
映画のタイトルをgoogleで検索しただけで、画面向かって右側に見たくもないのにユーザーレビューの星が載っていたりする。
ここまで来ると「害」だと思います。
「ユーザー」の中にはしっかりした評価ができる人もいるでしょうが、明らかに「その分野に対して無知」な人もいる。
そんな人たちの出鱈目な「評価」をトータルしてまるで「既成事実」のように「星数」が載っている。
時にジャンルに対する侮辱になりますね、このシステムは。
もっと問題視されるべきです。

で、映画批評を書く人の中でわたしが愛読している一人が柴山幹郎なんですが、「文藝春秋」の「スターも楽し」、これは芝山幹郎が連載している「映画スター」に関するエッセイあるいは評論ですけれど、2014年9月号で書かれていたレイフ・ファインズ評が素晴らしかった。
わたしはもともとレイフ・ファインズのファンですが、すぐに出演作を観直したくなった。
これぞ批評の大きな役割です!

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