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末尾ルコ詩D「猫、聖女バルバラ」篇。〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その101。プチ土佐弁講座付。末尾ルコ「映画であなたの人生をより美しく強靭にする」講座~スペイン内戦の影・・・見事な映画「気狂いピエロの決闘」「ブラック・ブレッド」! [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、聖女バルバラ」篇。

「猫、聖女バルバラ」

聖女バルバラの存在が
信者の集合的妄想だったにせよ
夢が集合した姿にせよ
いやだからこそ、
聖女バルバラは今でも
「いる」
と言える。
ひょっとしたら、
今まさに、
あなたの隣にも。

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの隣には
いつでもぼくがいたいのだよ!

●〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その101。プチ土佐弁講座付。

『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その101。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

ここではちきんの心理を描いた土佐弁を標準語に訳さねばなるまい。
リアルな現在土佐弁の感覚を味わってくれたまえ!

(お~の。こりゃちっとめったちや。こんなにおっこうになるとは思わんかったきねえ。いやあ~、こいたあらあ、こんなに大声出いたらおんちゃんが怒りに来るかもしれんじゃか~)



標準語

(うひゃあ。こりゃまいったなあ。こんなに大袈裟になるとは思わなかったからねえ。いやあ~、こいつら、こんなに大声出したらおじさんたちが怒りに来るかもしれんじゃないか~)


※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより美しく強靭にする」講座~スペイン内戦の影・・・見事な映画「気狂いピエロの決闘」「ブラック・ブレッド」!

スペインと言えば?

さあ、すぐに何を連想しますか?
かなりスペインに詳しい方でなければ比較的ベタなイメージが湧いてくるのが普通ですよね。
フラメンコ、パエリア、ガウディ、ピカソ、バレンシアオレンジ・・・。
あと、ゴヤの、ダリ、エル・グレコなど、美術方面はやはり凄いスペインですが、近年映画もおもしろいものが多い。
アレックス・デ・ラ・イグレシア監督「気狂いピエロの決闘」とか、これは多くのクラシック映画が引用されていて、「映画そのもの」の快感が味わえる見事な作品でした。
ちょっと日本人映画監督ではなかなか難しいなという内容。
スペイン映画界にはスペインの偉大な画家ゴヤの名を借りた「ゴヤ賞」がありますが、「ゴヤ」の名を冠してしょうもない映画しか作れなかったら無様だけれど、例えばアグスティ・ビリャロンガ監督の「ブラック・ブレッド」なんか観ていると、まずその陰翳の濃い映像に酔わされ、国際的には知られていないけれど観応えたっぷりの俳優たちに惚れ惚れし、流れるような語り口に時間を忘れる・・・。
ああ、スペインは芸術に愛される土地なのだなとつくづく感じます。
経済にはなかなか愛されないようですけどね。(微妙なフレーズ)

そして先に挙げた「気狂いピエロの決闘」「ブラック・ブレッド」とも歴史上名高いスペイン内戦が大きなファクターになっている。
スペイン史の汚点とも言うべきスペイン内戦ですが、結果的に「芸術を生む」大きな原動力になっている。
もちろん「内戦があってよかった」なんてわけありません。
が、「極限状態を見た」からこそ生み出せる力が存在するのも事実です。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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