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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「スポーツ美学論」~2015年全米オープンテニス、べリンダ・ベンチッチの激しい感情爆発をあなたは見たか!?2016年5月3日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「スポーツ美学論」~2015年全米オープンテニス、べリンダ・ベンチッチの激しい感情爆発をあなたは見たか!?

2015年全米オープンテニス女子2回戦べリンダ・ベンチッチVS土居美咲の試合。
ベンチッチ側に立てば、(ノーマークの下位ランク選手相手になぜこんなことに・・・)という意識は1セット目で追い上げられている時からずっとあったでしょう。
それに加えて審判の判定が常に自分に不利であると意識し始めた。
自らのプレーにも納得いかない18歳のスイス人 べリンダ・ベンチッチはその感情を抑える術もなく、爆発させる。
いや、それが見ものだったんです。

18歳で抜群のプロポーション、顔立ちも可愛らしいベンチッチが、

叫ぶ!
吠える!
ラケットをコートにぶちつける!
ラケットを投げる!
審判に猛抗議する!
そしてついには泣き出す!!!

試合中に感情が檄する女子テニス選手は少なくないけれど、ここまで荒れ狂ったのはあまり見た記憶がありません。
いや、凄かった。

で、1セットは土居に奪われ、2セット目も何と5-2のリードから追い上げられ、土居美咲にトリプルのマッチポイントを握られてしまう。
この辺りで泣き出してしまうんですが、テレビカメラはやはりその姿をじっくり映し出しましたね。
あまりの感情の爆発と一瞬プレーがぞんざいになった姿を見て、(ベンチッチは試合を投げたな)と感じたんですが、驚いたことにこの後逆転勝ちするんです。
これはスポーツのおもしろさだなあ~。


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