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〈「言葉」による革命〉・・・●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その125。プチ土佐弁講座付。2016年5月12日 [「言葉」による革命]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その125。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

「のう、ヘンなぼっちゃんよ。あんたも人気者やというがは分かった。けんど物事には順番というものがあってのう、はちきんの方があんたよりもうちっと人気者ながよ」
「え?でもヘンなぼっちゃんが人気者だよ」
(・・・ふうむ)
 さすがのはちきんもどうも話がかみ合っていないことに気がついた。
(そうか、ヘンなぼっちゃんはまだまだお子様ながや。それとかなりバカかもしれん。ほんならそれなりの対応があるわにゃあ)

 と、はちきんは自分もちょいちょい「はちきんて、馬鹿じゃない?」などと言われることをさしおいて、ヘンなぼっちゃんを見切った気分になったようである。

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

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