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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~なかなかに楽しめる「ザ・レイド GOKUDO」とザ・シークVSタイガー・ジェット・シンのインディアン・ムッドマッチの関係。2016年5月21日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~なかなかに楽しめる「ザ・レイド GOKUDO」とザ・シークVSタイガー・ジェット・シンのインディアン・ムッドマッチの関係。

ギャレス・アンダーソン監督の映画「ザ・レイド」のパート1はあまり気に入らなかったんですが、パート2、つまり「ザ・レイド GOKUDO」はなかなか楽しめました。
「ザ・レイド」パート1は廃ビルを舞台としたアクションが約100分延々といささか単調に続く内容の作品で、しかも案外主人公がフィーチャーされず、観通すのがしんどかった。
悪役もショボい感じなんです。
「ザ・レイド GOKUDO」は松田龍平、遠藤憲一、北村一輝ら日本勢が出演しているけれど、出番はさほど多くない。
それでもインドネシアの俳優たちだけで十分楽しめる。
ストーリーもいい意味でベタで分かりやすいし、映像も濃厚で観応えがあり、主要端登場人物たちがいい面構えでキャラクターも立っています。
ノワールアクションバイオレンス的映画を受け付けない人には薦められないけれど、その嗜好(笑)のある人は楽しめる作品です。

「ザ・レイド GOKUDO」の前半に刑務所の中庭で主人公を含めた受刑者たちが多人数で大乱闘をするシーンがあるのですが、中には一面に泥(水)が敷かれているんです。
その中で受刑者たちが泥だらけで乱闘を繰り広げているのを見て、大昔(笑)「月刊ゴング」誌で見たザ・シークVSタイガー・ジェット・シンの「インディアン・ムッドマッチ」を思い出したんですね。
はい。

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