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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「真の話し方」講座~「ジドリ」斉藤工の素晴らしい話し方と森山未來のシンプルな話し方。2016年9月23日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「真の話し方」講座~「ジドリ」斉藤工の素晴らしい話し方と森山未來のシンプルな話し方。

斉藤工が素晴らしい話し方をするということは当ブログでも度々取り上げています。
ボキャブラリー、表現力ともに飛び抜けた力を持っている。
斉藤工があれだけの話し方ができるのは「常に考え、考えたことを言語化し、しかもそれを実際に語る、あるいは書く機会がある」からでしょう。
斉藤工は主に映画について考え、語るわけですが、何についても同じこと、「常に考え、考えたことを言語化し、しかもそれを実際に語る、あるいは書く機会がある」ことで言語能力は磨かれます。

NHK「ジドリ」という番組で斉藤工と森山未來が出ていたわけですが、森山未來は必ずしも「よき話し手」ではないですね。
もちろんそれが俳優としての評価につながるわけではない。
見事な表現はできなくても森山未來の話し方から俳優としてやっていくに十分な知性や感性は感じられるし、現に素晴らしい俳優の一人である。
現代日本映画界を代表する女優である安藤サクラも話し方は下手です。
しっかりと練られた言葉ではなく、感覚から来るシンプルな言葉が出てくる。
でもそこから安藤サクラならではの世界が湧き上がってくるんです。

とは言え、「よき話し手」であるに越したことはないし、「この人は話し方は上手くないけれど、素晴らしい人だ」と認識されるには、「よほどの人」でなければならない。
やはりどう考えても、「新たなる日本」を創り出していくには、「よき話し手」がより多くならねばならない。

で、NHK「日曜美術館」で佐野元春と小西真奈美がそれぞれ美術館を訪ねる企画があったんですが、「話し方」について考えさせられましたね。
といったお話もまた後日。

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