SSブログ

末尾ルコ詩D「猫、東欧」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~日本人すべて鑑賞すべき小津安二郎作品、そして「彼岸花」の障子、襖、庭・・・。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、東欧」篇。

「猫、東欧」

カルパティア山脈の回廊
東ヨーロッパ平原の迷路
聖母マリアのヴィジョン

サブリミナルな
佐分利信
佐分利信なる
サブリミナル

あれはバヤリース?
小津安二郎作品において。

カルパティア山脈の回廊
東ヨーロッパ平原の迷路
聖母マリアのヴィジョン

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの目は、
東欧の聖母マリアより宝石さ!

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~日本人すべて鑑賞すべき小津安二郎作品、そして「彼岸花」の障子、襖、庭・・・。

さて日本が外国に誇るべき人間の一人が小津安二郎。
あ、「世界に」という書き方と「外国に」という書き方のニュアンスの違いはお分かりでしょうか?
と言いますか、2015年にBSフジ「プライムニュース」へ出演していた石原慎太郎が「日本の科学技術の優位性」を語り、外国と闘っていくには「これだ」と言っていて、きっとそれは間違いではないのだけれど、しかし言いたくなるのは、もうずっと日本は「精神文化」を軽視し続けているのであって、わたしは、「そこだ!」と考えているのですね。

で、小津安二郎。
日本人すべてが鑑賞すべき小津作品群。
NHK BSでもしょっちゅう放送しています。
子どもが観ても「取り敢えず」理解できる。
だからご家族で鑑賞し、語り合うもよし。
しかし「取り敢えず」理解できても、普通の子供には1%も理解できないのが小津作品の凄いところ。
実は大人でも一度の鑑賞では理解できるものではない。
観れば観るほど奥行きへと嵌っていくのが小津作品に限らず「傑作」と呼ばれる映画、あるいは芸術の凄いところ。

小津安二郎監督の「彼岸花」。
その障子、襖、窓、庭・・・。
日本の家が奥から外側へ、あるいは中間地帯から奥の方へ、どんどん深まっていくのを
あなたは目撃する。

あなたは目撃しなければならない。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。


nice!(11)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 11

コメント 1

pandan

風邪でダウンしております。
by pandan (2016-01-06 08:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0