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末尾ルコ詩D「猫、夢」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~レア・セドゥとタンジール、レア・セドゥと「007 スペクター」。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、夢」篇。

「猫、夢」

男は伝説的
腕利きのスパイで
殺し屋
女は「博士」?
マドレーヌ・スワンは?
あれ、この人も
殺し屋だったのでは?
夢のようなブロンドの
サビーヌ・モローという

・・・・・・

「夢」と言えば、
ぼくの素敵なネコ!
「現実」そのものであり
「夢」以上の存在が、
ぼくの素敵なネコ!!


●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~レア・セドゥとタンジール、レア・セドゥと「007 スペクター」。

「007 スペクター」で最も印象的な、好きなシーンはモロッコのタンジールを舞台にした時間です。
タンジール。
フランス語でタンジェ。
モロッコは現地ロケであろうがなかろうが、映画の舞台としては特別な場所で、「モロッコ」「望郷」「カサブランカ」など、今鑑賞してもうっとりしてしまう映画史的傑作を簡単に並べることができます。
そうした映画ファンなら誰でも知っている作品ではないですが、アレクサンドル・アルカディ監督の「タンジール」という映画があって、主演がティエリー・レルミットとヴァレリア・ゴリノ。
サスペンス映画であるとかストーリーがどうこうとかいう話以前に、北アフリカのタンジールという街を舞台とした「暑さ」「汗」がひしひしと伝わってきて、黒髪のカーリーヘアで殊更情熱的なムードを醸し出すヴァレリア・ゴリノのいささか過度なまでのエロティックさが忘れ難いのです。
「タンジール」と見たり聞いたりするとすぐさまこの映画を思い出す。
作品として「素晴らしい」と感じたわけでもないのに、心にぐいぐいと食い込んでしまった、そんな映画なのです。
だからレア・セドゥとダニエル・クレイグがタンジールの「アメリカン」で過ごすシーン。
陶然としつつ鑑賞し、(このまま別の作品になってもいい)とさえ思っていたのです。
白の薄い衣装を纏ったレア・セドゥがとても美しく、とてもセクシーで、実はレア・セドゥはフランスではアートフィルム的な癖のある映画で癖のある役を演じる機会が多く、そそこがレア・セドゥのすばらしさであるのですが、案外「素の圧倒的美しさ」を生かした作品はさほど多くない。(「美女と野獣」はそんな映画の一つですが)
だから「ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル」の時もそうだったけれど、「スペクター」など「ただただ美しいレア・セドゥ」を愉しめる機会としても貴重なのです。

ああ、それにしても、タンジールでダニエル・クレイグの額に浮かぶ汗。
ベッドに横たわるレア・セドゥ。
映画の醍醐味ですよ!


[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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pandan

新ドラマが始まりますね〜
by pandan (2016-01-13 08:16) 

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