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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画女優演技論」~「あさが来た」波瑠の映画出演歴に「びっくりポン」せねばならない♪2016年10月27日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画女優演技論」~「あさが来た」波瑠の映画出演歴に「びっくりポン」せねばならない♪

「あさが来た」ですね。
NHK朝ドラマの。
主演 波瑠。
「あさが来た」以前に「ちょい役」を含め、既に多くの映画に出演しています。
わたしも「波瑠だとは知らず」に観ていた作品も多くあります。
例えばなぜかしょっちゅう映画化される「リアル鬼ごっこ」の第1作に「すぐ殺される」役で出演しています。
そう言えば「リアル鬼ごっこ」第1作は谷村美月が主演だったですね。
当時は谷村美月が主演級の映画が多く制作されていましたが、最近は出番が多くありません。
映画「リアル鬼ごっこ」の一作目が2008年だから、まだ10年も経ていないのに日本映画界はある種状況が変わっていますね。
映画「リアル鬼ごっこ」の最新作は何と園子音監督で、主演がトリンドル玲奈。
最近の園子音は玉石混淆の多作ぶりですが、「愛のむきだし」と「ヒミズ」を撮っただけでも大感謝ですから、文句を言うつもりはありません。

波瑠の話に戻りますと、「ちょい役」も多いとはいえ、早い時期からこれだけ映画の現場にいることでその存在に「厚み・深み」が出ているのは間違いないでしょう。
わたしは一映画ファンとして今の日本映画界の状況に満足しているわけではありませんが、それでも「映画の現場」と「テレビの現場」は全然違うはずです。(テレビドラマをほとんどそのまま映画化するような現場は別ですが)
波瑠のエピソードとして多くのメディアにも載っている逸話の一つが、

「思うように仕事が来ない時期、月30本のペースで映画を観て勉強した」

このような時期、取り組み方はとても重要です。
日本の俳優の中には明らかに「映画とは何か」を理解してない人も少なからずおり、まあそれは俳優たちの責任だけでなく、他国と比べて映画だけでなく文化全般を軽視する日本社会の責任でもありますが。

わたしはNHK「大河]「朝ドラマ」などにさほどの価値があるとは考えてないけれど、波瑠のような女優にはぜひ活躍してほしい。
よって今後も波瑠についての言葉を書いていきます。

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いっぷく

私は最近めったに地上波は見ていないのですが
でもゴールデンのNHKは見るのですけど
鶴瓶の家族に乾杯に波瑠が出た時、いい感じでした。
ルックスも、人当たりも。
脚本がないと、アドリブの力や人間性が垣間見えることがありますね。
by いっぷく (2016-10-27 02:11) 

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