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末尾ルコ詩D「猫、カラヴァッジョ」篇。末尾ルコ「映画と文学であなたの人生をより強く美しくする」講座~何度でもかくぞ!阿部保訳、新潮文庫「ポー詩集」の美と「エル・スール」、イシアル・ボリャン「アップに耐える顔」。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、カラヴァッジョ」篇。

「猫、カラヴァッジョ」

退屈?
あなたは退屈?
この世界に
カラヴァッジョの画があるというのに?

・・・・・・

ぼくの素敵なネコがいるこの世界を
一切の退屈がない世界にしたいのさ!

●末尾ルコ「映画と文学であなたの人生をより強く美しくする」講座~何度でもかくぞ!阿部保訳、新潮文庫「ポー詩集」の美と「エル・スール」、イシアル・ボリャン「アップに耐える顔」。

阿部保訳、新潮文庫の「ポー詩集」ですね。
安い!薄い!中身は最上!!
これを持たなくてどうします?
それぞれのページが美しい!!
漢字の配分が、今では一般的に使われていない漢字もあるけれど、それがまた美しい。
元がすべて英語のポオの詩が、こんなにも美しい漢字が塗された日本語となる不思議。

文学でも映画でも「言語で味わう以上の方法はない」は当然ですが、いやしかし、この「翻訳」という作業の偉大さよ。
わたしたちは決して「地球上すべての言語をマスターする天才」ではあ~りません。
「翻訳」という作業なしではどれだけ貧しく蒙昧な社会に生きていたことか。

というわけで、「翻訳」の偉大にして素敵、そして美的な魅力を堪能するためにも、

阿部保訳、新潮文庫の「ポー詩集」。

ご家庭に一冊と言わず、「お一人に一冊も二冊も!」をお薦めします。

・ヴィクトル・エリセ監督の「エル・スール」のお話もしましたが、「最上の美」を湛えた「最上の映画」の一つ。
ストーリーはとても分かりやすい。
主人公は父と娘。
スペインの北に住む家族。
家庭には母もいる。
しかし父の心にはどうやら深い闇があるようだ。
その闇はスペインの「南(エル・スール)」に住んでいた時の記憶に関わっているようだ。
娘は父の持ち物の中に「知らぬ女の名」を見つける。
それは一人の女優の名だった。
娘役は二人いて、
15歳に成長した娘をイシアル・ボリャンが素晴らしく、

「アップに耐える顔」の典型として鑑賞するのもよき美的感覚研磨となります。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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