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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~ドイツ映画のハンナー・ヘルツシュプルングHannah Herzsprungをご存知ですか?2017年2月24日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~ドイツ映画のハンナー・ヘルツシュプルングHannah Herzsprungをご存知ですか?

刑罰を科する!

ドイツと言えば、偉大な哲学の歴史、あるいは音楽、芸術の歴史などがあるんですが、そしてナチス政権下の破滅的な第2次世界大戦後、奇跡的にも経済大国として蘇ったわけですが、こと文化・芸術に関しては、フランスやイギリスと比べると影が薄くなった状態が続いています。
もちろん「知る人ぞ知る」世界は常にあるのですが、例えばフランスなんかだと、フランス映画は常に世界トップレベルを維持しているし、ミシェル・フーコーとかドゥルーズ・ガタリとか、読んだことなくても知っている人は日本人にも少なくない。
ま、イギリスはロック・ポップミュージックに関して常に〈特別な国〉であり続けているし、英国俳優たちのハリウッド映画での活躍は目を瞠るものがありますから。
ドイツ映画はニュージャーマンシネマが一世を風靡していた時期には日本でもよく視られていますた。
ヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン 天使の詩」は一種のブームになっていたし、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督も変態そのものの世界を映画いてインパクトは絶大でした。
でもわたしが最も好きなニュージャーマンシネマ監督はヴェルナー・ヘルツォーク。
怨念というか情念というか狂気というか、「ほとんど犯罪者」クラウス・キンスキーという比類ない主演俳優を得て、いわば「スコセッシーデ・ニーロ」コンビのように狂気の傑作を撮り続けます。
などというのもずいぶん昔の話なのですが、ドイツ映画、ニュージャーマンシネマ当時のカリスマ性はないけれど、最近でもなかなかにおもしろい作品がある。
そんなドイツ映画界で、日本でも紹介されている作品への出演率が高いのが「ガーディアン」で「ヘレナ」を演じ、素晴らしいアクションシーンの中にいたハンナー・ヘルツシュプルングHannah Herzsprung。
美貌もキレのよいハンナー・ヘルツシュプルングの、日本でも鑑賞可能な主な作品は次の通りです。


「4分間のピアニスト」
「バーダー・マインホフ 理想の果てに」
「愛を読むひと」
「HELL」
「ルートヴィヒ」
「ピエロがお前を嘲笑う」

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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