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末尾ルコ詩D「猫、エルンスト」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』を侮ってはならない! [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、エルンスト」篇。

「猫、エルンスト」

高知市薊野にある


そしてマックス・エルンストの
しかも『百頭女』を引っ張り出したのか
引っ張り出たのか

そしてマックス・エルンストの
しかも『百頭女』を引っ張り出したのか
引っ張り出たのか

高知市薊野にある


・・・・・・

ぼくの素敵なネコは
後ろ姿だけでも
この世界ナンバーワン!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』を侮ってはならない!

ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を読んだのはずっと以前のことで、それ以来読んでないから細かい部分については曖昧な記憶しかないけれど、読んだ当時の印象では(薄いな)というもの。
創元推理文庫のオムニバスシリーズ『怪奇小説傑作集』でも英米編よりフランス編の方を愛好していたものだから、ストーリー展開などよりも濃厚な文体に惹かれることが多かった。
だからストーカーの『ドラキュラ』やレ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』、あるいはメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』といった古典的英国恐怖小説を読んでも取り立てての感興は得られなかったわけだ。
もちろんそれら原作が発表された当時に読者が受けたショックを想像することはできるけれど。
ただ、英米系作家の中でも常にエドガー・アラン・ポウは別格だったが。

しかし特に「ドラキュラ=ヴァンパイア」の世界観を創造したブラム・ストーカーの偉大さは疑うべくもなく、その世界が「映画史とともに」生き残り、それだけでなく発展してきたことは映画ファンとして幸福であるとしか言い様がない。
「ドラキュラ=ヴァンパイア」の世界は映画表現にとてもフィットしており、その濃厚なエロスとタナトスは、同じ映像表現でもテレビドラマではとてもできないものなのだ。

といったことを今書いているのも、(どうせ大したことなかろう)と高を括って観た『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』が意外にもおもしろかったからで、『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』は「ダリオ・アルジェント」である以上、ハイクラスな映画作品ではあり得ないけれど、それでも100分以上の時間を十分楽しめる内容を持っている。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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