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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画女優エロティシズム論」~『女優マルキーズ』とバレエ、そして「ソフィー・マルソー腋毛論争」。2017年4月29日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画女優エロティシズム論」~『女優マルキーズ』とバレエ、そして「ソフィー・マルソー腋毛論争」。

ソフィー・マルソー主演『女優マルキーズ』についてお話していますが、その中でソフィー・マルソーがバレエを基礎にしたダンスを披露するシーンがあります。
それがなかなか観応えがある。
部分的に他の人のダンスを合成しているのかどうか、それははっきりとは言えないけれど、ソフィー・マルソーがかなり流暢なバレエ技法で踊っているのは確かです。
美貌でしかも体格のいいソフィー・マルソーが踊る姿は、プロのバレリーナたちが踊る姿とは違った観応えがある。
バレリーナというものは、普通ギリギリまで身体を絞っているわけで、ソフィー・マルソー的ふくよかさを持つ一流バレリーナなど存在しません。
だから『女優マルキーズ』、ソフィー・マルソーがダンスするシーンだけでも観る価値十分です。
ルイ14世時代の華麗な宮廷衣装や、それに反して通りは泥だらけであるシーンなどもおもしろい。

フランスはバレエの聖地とも言える国で、欧州を制覇したルイ14世がいかにバレエを愛していたか、映画『王は踊る』を観てもよく分かります。
映画女優たちの中にもバレエを学んだ人が少なからずおり、さらに凄いのは、既に世界的大女優として不動の地位にいるジュリエット・ビノシュが、コンテンポラリーダンスの雄アクラム・カーンの舞台に挑んだこともあった。

ところで話はかなり変わるけれど、かつて日本で、

「ソフィー・マルソー腋毛問題」

が取り沙汰されたことを知っていますか?

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