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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「スポーツ美学レッスン」~2016年世界女子テニスランキングに表れた、大問題と「スーパースターの存在」?2017年5月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「スポーツ美学レッスン」~2016年世界女子テニスランキングに表れた、大問題と「スーパースターの存在」?

2016年ウィンブルドン後すぐのWTAランキングトップ10を見て、その中の8人が20代後半から30代のベテランであることを指摘したわけですが、そのランキングが次のようなものでした。

1セリーナ・ウィリアムズ
2アンゲリク・ケルバー
3ガルビネ・ムグルッサ
4アグニエツカ・ラドワンスカ
5シモナ・ハレプ
6ヴィクトリア・アザレンカ
7ヴィーナス・ウィリアムズ
8ロベルタ・ヴィンチ
9カルラ・スアレス・ナヴァロ
10スヴェトラーナ・クズネツォワ

「若手」と言えるのは、ガルビネ・ムグルッサとシモナ・ハレプだけ。
何度も書いているように、「ベテランの活躍」は大歓迎すべきこと。
ただ、同時に「若手の台頭・突き上げ」がないと、プロとしてのスポーツ界は衰えていってしまう。
そしてあるプロスポーツが「コアなファン」だけでなく、より多くの大衆に興味を持たせるためには、「そのスポーツの範囲を超えたスーパースター」の存在が必要で、スポーツ史上その最たる存在がモハメッド・アリだったわけです。
テニス界は幸い、ずっと「そのスポーツの範囲を超えたスーパースター」に恵まれ続けており、現役では男子のロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノヴァク・ジョコビッチ、女子ではマリア・シャラポワ、セリーナ・ウィリアムズです。

が、若手でこれら偉大なスターに近付いている人がいない。
「スーパースター候補」は何人かいるけれど、肝心なところで勝ち切れない。
「観戦専門」のわたしがテニスの技術について言えることはありませんが、「世界にはスターが必要」という観点で、またいろいろお話していきます。

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