SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「英語学習も日本語学習も、インタヴュー形式はとても効果的」。2017年6月7日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「英語学習も日本語学習も、インタヴュー形式はとても効果的」。

末尾ルコ「語学で知性と感性を鍛えるレッスン」

次の英語を見てください。

"I just felt I maybe panicked a little bit, tried to finish the points too soon,"
"She was getting a lot of balls back.
"I think it would have been better if I was just a bit calmer mentally. But it happens and I have to learn how to deal with this."

さあ、誰が何の話をしているのか?
分かればスゴイのですが・・・。
はい。
これはロジャーズ・カップ3回戦でスロバキアのクリスティナ・クコバに敗退した「テニス界1の美人かも」とも評されるウジェニー・ブシャールが試合後に語った言葉です。

だいたいお分かりだと思いますが、次のような意味です。

「ちょっとパニックになった感じですね。あのポイントを早く取ろうとし過ぎた」
「クコバはいいボールをたくさん返してきました」
「精神的にもっと冷静にやればよかったのでしょうが。こんなことも起こるものです。こうした状態をどう切り抜けるか学ばねばいけませんね」

テニス選手の試合後インタヴューはだいたいが英語で行われて、英語ネイティヴの人でもこんな感じのシンプルな話の内容であることが多いです。
もっともブシャールはカナダはケベック出身だから、地元ではフランス語中心なのかもしれませんが。
しかしこのように、「シンプルな表現で感情を伝える」例は語学の勉強としてとてもいい。
一般人が「インタヴューに答える」ことは人生の中でそうそうないでしょうが、このスタイルでの質疑応答の練習は、外国語だけでなく、日本語でも習慣としてぜひやっていただきたいです。
「仲間内だけの会話」、言い換えれば、「ムラ社会の会話」というのは往々にして思考停止状態を生み、往々にして「腐っちゃう」ものです。
常に「知らない人と話す」という精神状態を習慣づけましょう。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

nice!(10)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 10

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0