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●相葉雅紀とか『シン・ゴジラ』とかはあったけれど、氷川きよし『白雲の城』には心が動いた2016『紅白歌合戦』。 [「言葉」による革命]

●相葉雅紀とか『シン・ゴジラ』とかはあったけれど、氷川きよし『白雲の城』には心が動いた2016『紅白歌合戦』。

末尾ルコ「音楽で知性と感性を鍛えるレッスン」

NHKには、「このままでは若者には一切視聴されなくなる」という強い危機感があるらしい。
視聴者がいなくなればテレビ局は成り立たないから危機感を持つのはいいとして、だからと言って、近年のNHKは「頭の緩い若者に焦点を合わせ過ぎ」である。
例えばeテレ(教育テレビ)でちょっと(歴史の復習をしてみようか)とか思ってつけてみても、きちんとアイドルやら何やら分からない人物がきゃあきゃあ言う時間が用意されている。
2016年の『紅白歌合戦』なども「若い世代に迎合したつもり」の最たるもので、まず司会が嵐の相葉雅紀。
この司会ぶりにはさすがに批判が多かったようだが、もちろん有村架純の司会ぶりも褒められたものではない。
そして番組の隅々にまでジャニーズが行き渡っているという印象も実に濃厚で、「ジャニーズの番組に他の歌手が混じっている」といった態だった。
しかし実は2016年『紅白歌合戦』で最も酷かったのは『シン・ゴジラ』とのコラボであり、なにせまったくおもしろくないのがスゴかった。
まあ歌は、わたしは普段J POPなどはほとんど聴かないのだけれど、最もよかったのが氷川きよしの『白雲の城』だった。
これは力作であり、力唱である。
過去の氷川きよしの同曲の歌唱と比較しても、格段の素晴らしさだった。

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