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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「今、一番好きな女優、サラ・ガドン論、その美、話し方」その1。2018年2月4日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「今、一番好きな女優、サラ・ガドン論、その美、話し方」その1。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしはサラ・ガドンのファンである。
「今、一番好きな女優は?」と問われれば、迷わず
「サラ・ガドンです!」と答える。
カナダ人女優、サラ・ガドン。
ファンになった理由はまず、
「とてつもなく美しい」からである。
しかしサラ・ガドンを知った当初は、(クドい美しさだな)と感じたくらいだった。
しかしそれは、デヴィッド・クローネンバーグ『コズモポリス』やその息子ブランドン・クローネンバーグ『アンチヴァイラル』など、クドい映画の中でクドい役を演じていたからであり、サラ・ガドンは実はぜんぜんクドくないことを理解したのは、『モスダイアリー』を鑑賞した時だった。
女子寄宿舎を舞台とした耽美的ホラー映画と言える『モスダイアリー』もクドいと言えば、クドいと言える作品だけれど、サラ・ガドンが演じる役はクドくない。
ちなみにわたしは「クドい」ことが悪いと言っているのではなく、「クドさ」の無い映画など基本的につまらないと思っているのだけれど、つまりここでは、「当初、クドい女優と感じられたサラ・ガドンの個性はクドくなかった」という発見の道のりを示しているのである。

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