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●末尾ルコ、怒りの2連発!フレッツ光関係からの自動音声電話って?是枝裕和監督だけでなく、外国で受賞した人に対する阿呆の脊髄反射的コメントとは? [「言葉」による革命]

●末尾ルコ、怒りの2連発!フレッツ光関係からの自動音声電話って?是枝裕和監督だけでなく、外国で受賞した人に対する阿呆の脊髄反射的コメントとは?

末尾ルコ「社会問題の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

フレッツ光とかNTT何とかとかからちょいちょい「料金プラン云々」の電話がですね、自宅の固定電話へかかってくるんです。
いきなりの電話でだらだら説明を聞いている暇なんてないですから、普通はすぐ切ります。
ところが5月23日のことでしたが、電話に出たら、「フレッツ光云々」といきなり話し出して、(またか)と同時に(どうも調子がおかしいな)と感じたんですね。
一切こちらの様子を窺う雰囲気はなく、一方的に話しまくるだけ。
と思っていたら、「自動音声でお話しております」的なことを言うではありませんか。
ちょっとこれはね、

「おいおい、人様を舐め過ぎだろう!」

ですよ、はい。

日常生活の中で「電話が鳴る」と言うこと自体、時に暴力的でさえあるのに、いったいどのような会議(?)の成果として、「自動音声でやっちゃえ!」なんていうことになったのか?
もう一度かかったら、それなりの「講義」をしてみようと考えています。

是枝裕和監督作品『万引き家族』パルムドール授賞のニュースがいかに日本国内で少ないかということには呆れかえるけれど、いやホントに、世界的バリューではノーベル賞よりも上である可能性も高いし、大谷翔平の一打席ごとの報道とか、もうたいがいにせえやと言う感じだが、絶対にたいがいにしないのがテレビ界ではある。
ノーベル賞の化学部門なんて分かりもしないのに大騒ぎして、しかもアホ民放で伝えられるのは研究内容ではなく、「どれだけ苦労した」とか「妻とともに苦難を乗り切った」とか、怪し気な美談ばかりですな。
そう、ノーベル賞受賞もスポーツ報道と同じことで、「美談」と「似非愛国心」で「数字を稼ぐ」ために存在しているようなものです、日本では。
映画監督は政治的発言をするから政治家も触れたくないのだろうし、頭の悪いネット民は適当に「あいつは左だ・右だ」と決めつけて、映画なんか観もしないのにギャースカギャースカディスりまくるのですね。

そして山ほど書き込まれるのが、「外国の賞を受賞した人」に対して、

「西洋人に尻尾ふる売女」とか
「観客を向いているんじゃなく、映画祭で賞獲ることしか頭にない」とかいう内容。
馬鹿もここまで来ると治療不可能という感があるが、正しく「世の中のことが何も見えてない」「自分がどれだけ腐敗脳なことを信じているかまったく分かってない」というところでありますね。

アカデミー賞とかカンヌ映画祭パルムドール報道とか、別に日本人じゃなくても、どんな国の映画関係者が貰っても幸福の絶頂に近い気分になるんですが。

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いっぷく

>「自動音声でお話しております」的なことを言うではありませんか。

私は逆に自動だとありがたいというかホッとします。切りやすいからです。生身の人間ですと、つい会話してしまうのです。そうすると話の切り上げ方が難しいのです。向こうも訓練していますから。
山田洋次監督が、木村拓哉の提案を笑いながらウンウンと聞いて結局何も採用しなかったという芸当はすばらしいけど自分にはできないなと思いました。私は生真面目に、笑ったのならどうして受け入れないのだろう、相手がその気になってしまうし、それはすなわち相手を騙すことではないか、などと考え(笑)てしまいます。ですから自分だったら、いちいち「それは違う」と言って論争を構えて勝負をつけないと却下できないのではないかという、生真面目というより気の弱さがあります。私は薄笑いができない不器用な人間で、同意するか怒るかしかできず、営業の研修で言われたイエスバット法とか面倒だなあと思いました。
いつだったか、生保の募集が来て、生返事で話を聞いていたら、先方は脈アリとみなしたのか、何度も通うようになったので、忙しくて機嫌が悪い時、ついに「もう来るな」とハラの底から思いっきり怒鳴ってしまいました。その後、火災になったので、もしかしたら……という疑いも実はあります。まあそれは考えすぎかもしれませんが、人に恨まれないためにも上手に断れるようにしたいものだと思っています。

ノーベル○○賞>映画と思っているかどうかはわかりませんが、技術につながる科学や暮らしに直接つながる政治や経済に比べて、映画は娯楽だから、というのはあるかもしれませんね。
トランプ大統領も、北朝鮮とうまく交渉してノーベル平和賞も、という声にまんざらでもないような感じでしたが、「大国」アメリカの大統領になったらそれで十分だろうに、佐藤栄作ですら受賞できるようなものでも、ノーベル賞はまた別な名誉として嬉しいんだなあと思いました。
是枝裕和監督の印象は、正直私はあまり良くなかったのです(笑)。といっても「空気人形」とかよかったし、別に監督自身の問題ではありません。「そして父になる」は、1950~70年代にしばしば取り上げられた社会問題でとっくにドラマ化(しかも複数)されているモチーフなのに、さも初出のような感動をしている物知らずのレビューを散々見たので、「そんな低級なファンに支えられているのならたいしたことない」ぐらいの気持ちはありました。でもこれはもちろん間違いで、支持者が低級だから支持されている人が低級とは限らないという当たり前の話で、いつぞや書いた、So-netブログのビートたけし聖域映画評論家のレビューがベタ褒めだったので、それに対する反発もありましたね。是枝裕和監督そのものの評価とは何の関係もない話。いや、ですから私は志が低かったです。ちなみに私もテレビマンユニオン志望しましたが、試験を受ける前に「敵前逃亡」しちゃいました。その点でも脱帽です。
by いっぷく (2018-05-26 04:03) 

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