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●映画『ロイ・ビーン』の中の、「女優への愛」。その1 [「言葉」による革命]

●映画『ロイ・ビーン』の中の、「女優への愛」。その1

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ロイ・ビーンという人がいたのです。
自ら「判事のロイ・ビーン」と名乗っていたのだそうです。
それはテキサス、ペコス川の付近。
男は1890年に流れて来たというのです。
ロイ・ビーンは悪党どもをまともな裁判もせずに死刑にしていきます。
メキシコ人娘と結婚するのですが、ロイ・ビーンにはもう一人、いやそれ以上の愛し、敬慕し続ける女性がいます。
リリー・ラングトリーという女優です。

ジョン・ヒューストン監督の『ロイ・ビーン』で、ロイ・ビーンをポール・ニューマン、リリー・ラングトリーをエヴァ・ガードナーが演じています。
部屋にラングトリーの大きなポスターを貼り、そのポスターにさえもひたすら紳士的態度で崇拝するビーンの姿は時に滑稽ですが、かなり美しいものでもあるのです。

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