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●高須克弥院長のメイウェザーVS天心に対する噴飯物のご高説から、「知らないことについてドヤ顔で語る」のはすべきでないことを学ぼう! [「言葉」による革命]

●高須克弥院長のメイウェザーVS天心に対する噴飯物のご高説から、「知らないことについてドヤ顔で語る」のはすべきでないことを学ぼう!

末尾ルコ「格闘技と高須院長の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ところで高須クリニックの高須院長。
いろんなことに口出すツイートをしていて、わたしは高須院長のツイッターをチェックする趣味はないのだけれど、残念ながらこの人のツイート、ネットニュースなどでよく取り上げられるんですね。
まあ賛同できないご意見が多いのだけれど、次の記事を読めば、高須克弥さん、多くのことを「理解できずに」発言していることがよく分かります。

高須院長、メイウェザーVS那須川戦に「5億円ペナルティ上乗せして不意打ちキックを食らわせれば面白かった」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190102-00000029-sph-fight

この中で紹介されている高須院長のツイートは、

「もう5億円ペナルティ上乗せして不意討ちキックを食らわせてダウンを奪ったら面白い展開になったのに残念です。内緒で金出せばよかった」
「学生相撲でちっとも勝てない柔道の心得のある選手はやけくそで見事な巴なげでデブをすっ飛ばしました。マイクタイソンはボクサーの耳を食いちぎりました。罰金覚悟の思いがけない攻撃ハプニングはエンターテイメントとしては最高です」
「5億円払えばキックなんなら、「しまった」と言いながら金的にローキックを一発食らわせればメイウェザーの足は止まります」

メイウェザーVS天心が行われる直前にはYahooコメント欄でも、最も頭の悪そうなコメ主たちの「5億円払って蹴っちゃえ!」「いくら払ってもいいから蹴って、再起不能にしちゃえ!!」といった書き込みが氾濫していました。
高須院長のツイートはそれらと同レベルなのですね。
しかもYahooコメント欄でも「試合」後はそうした声は一切無くなったのに、「試合」後、おそらくドヤ顔でこうしたツイートをする間抜けぶり。

で、一応高須院長のツイッターを観てみたのですが、さらに次のようなやり取りもありました。

「新生日本人」というアカウント名の人の次のようなツイートに対して、

「蹴りをしようが、頭突きしようが、鉄パイプもとうが秒殺される力量差があります。
残念。」

高須院長は次のように返信をしています。

「目玉と金的の防御力に力量差はありません。思いがけない不意討ちは凄く効果的です。
勝負は力量差ばかりで決まるのではありません。重要なのは戦術です。
石井館長の教えはとても役に立ちます。」

あの「試合」を終えた段階で、この「意見」がいかに噴飯物か、誰でも分かることでしょう。
ボクシンググローブして目潰しとか、あれだけの体格差、問題にならないほどの実力差がある中で急所狙いとか、対峙してファイとしている状態でできるものではありません。
と言いますか、(わたしは嫌いですが)世界的スーパースターのメイウェザー相手にそんなことできるわけないし、やればメイウェザーだけでなく彼のボディーガードなどにその場でなぶり殺しになりかねない。
そして那須川天心の格闘技キャリアは終わるでしょうね。

さらに高須院長は、「たかはしけんいち」というアカウント名の人の、

「何故、反則を煽るのか?
金出せば反則OKなんて医者の言うことじゃない
立場を考えて発言して欲しいよ」

というツイートに対して、

「エンターテイメントは反則もショーの一部です。
ノンタイトルのエキシビションとオリンピックみたいなガチの競技を同一視するのはナンセンスです。」

と返信していますが、もはや意味不明の世界です。
高須院長はもちろん「アウトロー」を気取りたいのだろうし、ひょっとしたらギャグのつもりもあったのかもしれませんが、ぜんぜんおもしろくないし、何よりも「見当外れ」で失笑ものなのです。
まあどなたであれ、「知りもしないこと」については公に発言しない方がいいですね。

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いっぷく

>内緒で金出せばよかった

いかにもなツイートですね。なんでもお金で思うようになるつもりなんですね。
私の子供の頃、贔屓の力士やプロレスラーなどが負けると、こうすればよかったんだという妄想をするのですが、無責任で非現実的なことを考えました。こうすれば相手がこう出る、というときの相手の出方は抜け落ちて、都合よく自分の試みは全部成功する妄想です。その程度のものでしょうね。ですから

>そして那須川天心の格闘技キャリアは終わる

ということまでは考えてないんですよね。でもその浅はかさを非難するとまた訴えるといい出すかもしれないので、こういう人はかかわらないほうがよいのではないかとおもいます。

>格闘技戦を始める少し前からの猪木・新間のアジテーターぶりは凄かったです。

やはり「新間寿」が馬場にはいなかったことが、新日本>全日本だった要因としてありますね。
潰れそうだった新日本プロレスを救ったのは、NETを持ってきた坂口征二といわれますが、それだけではなく、マクマホンシニアを最高級のホテルに招待して、WWWFを馬場からぶんどったことが大きいと思います。
ロサンゼルスにしても、日本プロレスが潰れたら、マイク・ラーベルとつないだのは遠藤幸吉といわれていますが、関係を育てたのは新間寿ですし、新日本プロレスの方が報酬が高いというマスコミ報道も、実は一部の幹部候補生だけで、その他大勢については虚偽だったことはSWS裁判で明らかになりました。
全日本に対してはさんざん引き抜きも行いました。
NWA世界ジュニアは、管理権を持つマクガークを無視して藤波とスティーブ・カーンで決定戦を行ってNWAジュニア新王者を名乗らせ、古舘にマクガークを貶めるアナウンスをさせ、ところがタイトルは藤波⇒木村健悟⇒チャボ・ゲレロを経由して大仁田厚に渡ってしまい、逆にマクガーク派のタイトルをコブラが巻くと、古舘はNWAの議事録なるものまで取り出して「こちらが正当」といい出すなど、実は新日本だって馬場顔負けの「NWAの権威」によるデタラメをやっているのです。
では馬場が不倶戴天の敵かというと、UWFを作ったときはすぐに馬場にブッキングを依頼し、国際プロレスがネルソン・ロイヤルを招聘して阿修羅原とNWA世界ジュニアヘビー級選手権を行おうとしたら、馬場に声をかけて、仲良く2人並んで連名(笑)で国際プロレスに抗議しているし。
UWFのブッキングを依頼したときも、馬場は全日本社長の座を日本テレビに取られて引退勧告までされているときだったので、日本テレビから引き離して自分の味方にしようという、要するに馬場を引き抜くつもりで、馬場は馬場で自分の立場が危うかったので、引き抜かれることも意識して新間寿に恩を売ったわけで、このへんは、昨日の敵とも手を結ぶ政治の世界だなと思いました。
by いっぷく (2019-01-05 05:48) 

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