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●我が母、心臓バイパス手術後闘病記36日目~いきなりの電話で「明後日転院」の流れに!~リハビリ治療が適用される「廃用症候群」とは何か? [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後闘病記36日目~いきなりの電話で「明後日転院」の流れに!~リハビリ治療が適用される「廃用症候群」とは何か?

末尾ルコ「母の話、健康医療の話題」

これは高知ローカルのお話ではあるけれど、まあ「医療そのもの」を考える上でも、「知っておいて」資するところはあるのではないかということで書かせていただこうと。

現在母が入院している高知赤十字病院はかなり古い建築物であり、別の場所(現在の場所から近いけれど)への移転が決まっている。
新たな高知赤十字病院のオープンは5月6日となっており、その日までに病院の機能や入院患者などを新施設へ移送する必要があるわけだ。
で、わたしの母が5月6日までに退院ないし転院すれば、今後通院患者として利用するにしても、あまり関係ないお話となるけれど、現状を見るとその日までの退院・店員は難しそうである。
で、前々から(一体どのように患者を移送するのだろう)と疑問に感じていたけれど、次のサイトに大まかな内容が書かれてあった。

・・・

「命の砦」着々 高知日赤病院の移転まで半年 準備が本格化
https://www.kochinews.co.jp/article/233711/
・・・

「患者移送」の部分を引用させていただくと次のようになっている。

「移送作業は5月6日直前の連休中に実施する。入院患者の移送は1日間で終える予定で、患者の状態に応じて医師や看護師が付き添い、ストレッチャーが積載できる車や救急車などで運ぶ。」

・・・

などと書きかけていたけれど、実はその直後に高知赤十字病院から電話がかかり、(ひょっとしてコルセットの型取り中に激しいめまいでも?)と焦ったが、何と

「明後日に転院を」というお知らせだった。

(明後日?)
わたしは前記した通り転院は早くともGW明けてからだと思っていたのですぐに話についていけない。

4月23日(火)手術後36日目
午後12時の面会

というわけで翌日となり、「次の日の転院」に向けての詰めの話を担当のソーシャルワーカー的な女性とロビーで行った。
わたしも尋ねたいことはいろいろあったが、だいたい次のような件について話をした。

1翌日の午前9時40分くらいのと設定された転院の際の段取り。
まだ母は普通に座ることができないので介護タクシーを利用する。

2支払いについて。
約1か月半の費用を一括で支払うのはキツいので、多少分けて払えるようにしてもらった。

3わたしは午前9時には来院し、事務手続きをし、医師の説明を聴く。

4要介護認定の書類について詳しく説明してもらった。

5保険などで戻ってくるお金の「時期」などについて説明してもらった。(←セコい)

・・・

ところでリハビリについて調べていたら、「廃用症候群」という言葉に行き当った。
この言葉も知らなかったのだが、次のサイトで簡潔に説明されている。

・・・
廃用症候群とは?症状・原因と寝たきりにさせないリハビリのポイント
https://www.irs.jp/article/?p=483

・・・

同サイトから引用させていただくと、要するに、

「病気やケガなどの治療のため、長期間にわたって安静状態を継続することにより、身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす症状のことをいいます。」

ということだそうだ。
では現在の母は紛れもなく「廃用症候群」であり、これから本格的にそのリハビリに入ることとなる。

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コメント 6

(。・_・。)2k

転院ですか 大変ですね
お母様のところは病院都合なのでそんなことは無いと思いますが
病院都合で俺も転院させられましたが
なぜか 新規に入院と記載された請求書が届き
転院しなければかからなかったお金を
35000円ほど取られました まあ 仕方ないのかも知れませんが
その後の転院先の看護師が最悪だったので余計に腹が立ちました 新しい病院 良い看護師に恵まれると良いですね
そうそう 食事がお母様に合う物だとなお良いですね

by (。・_・。)2k (2019-04-26 02:29) 

いっぷく

>介護タクシーを利用する。

これは私の場合手帳の出る前なので出費でした。
長男が急性期の病院を退院後、最初に行った療育病院が東京の北の端の文字通り北区で、私は南端ですから、首都高で東京を縦断して、往復26000円ぐらいかかりました。
そして、最初に診てもらったところと違う科に後日再診療となり、さらに別の科にも診てもらったので、なんだかんだで半月に4回通い、タクシー代だけで10万円かかりました。
運転手が、これはいいお客さんになると思ったのか、おみやげに花火をくれたですが、あまりにもお金がかかりすぎるので、次からは車椅子を押して電車で行くことになり、しかもそのうち長男は歩けるようになったので、花火をいただいたのが最後になってしまい運転手にはちょっと申し訳ないと思いました。
まあいずれにしても、お金はかかりますね。

>要介護認定

これが出ると、介護会社とか訪問看護会社などと具体的な話し合いができるのですが、すぐに出ないので、もしこうなったらこうしよう、のような決め方しかできず、ちょっとイライラするところですね。

>廃用症候群

そうでしたか。私の母はほぼ半年間寝たきりで、今も当時撮った画像を見ると、腕も細くなって肉も削げ落ち、生気をなくしていました。
もう自力で退院できないとか、高齢者はV字回復はないから今の能力を落とさないようにするだけだとかいわれましたが、今は母は歩く速度こそ遅くなっているものの、自力で立ったり座ったり歩いたり、腹が立つと乱暴に湯呑をおいたりしている(笑)ので、リハビリ次第でまた機能を回復することはあると思います。
by いっぷく (2019-04-26 04:46) 

ぽちの輔

何となくですけど・・・。
都合よく追い出されたような?^^;
by ぽちの輔 (2019-04-26 07:08) 

ニッキー

今のお母様の状態で転院ですか(°_°)
ちょっと「?」ですが、お母様の気分転換のためには
良いかも^^

by ニッキー (2019-04-26 07:46) 

hana2019

5月6日までとあった転院予定が、10日も早まってしまった理由についての説明。RUKOさんですから当然、受けられているでしょうけれど、それが重症患者からとなってしまったのは納得のいかない展開に思えます。
これまた私事になってしまいますけど・・・大腿骨骨折時に搬入された市内の大病院。そこは組織、運営状況、ピラミッド状態である医師&看護師の態度と…まさに旧態依然とした最悪の病院であったが為、大腿骨骨頭の骨折と言うのに2週間以上も、そのままの状態で手術を待たされた。そして手術後はすぐにリハビリと言われても、身体全体が「廃用症候群」そのものになっていたのでした。
車いすに移譲する事も叶わず、古くて手すりなどないトイレを使わされても、自分の力だけでパジャマの下を上げる事さえ出来ない状況に。
人間、体が弱ると気持ちも弱くなり、自分の存在そのものも否定的な見方しか出来なくなる。…それを実感、実体験させてもらいました。
今思えば、患者が看護師を呼んで欲求を伝える。入院費用も支払っているのだから当然なのです。でもあの時は我ながら、看護のスキルの低いここの看護師に期待するだけ無駄・・・と、情けない事に全てにおいて投げやりな気持ちになってしまってしまっておりました。また家族に話してもわかってもらえないと言った諦めがあったのかもしれません。
・・・そうした事も本人次第、また息子さんであるRUKOさんが観察して、お身体が回復する方向へと導いていく。
医師、看護師共に、入院患者と接するのは日常となってしまっているので、こちらから積極的に発言をしないと動いてはくれません。
特に医者は自分自身が絶対と思うタイプがほとんど、人の話に耳を傾ける人物は少なく思えてならないのです。
今後は新しく良い環境の中で、質の良いリハビリが受けられますよう願っています。
by hana2019 (2019-04-26 11:10) 

ゆうみ

お年より 長く置いてもらえないんだよね。
次の病院でリハビリがうまくいき
日常生活ができるようになりますように
by ゆうみ (2019-04-26 18:01) 

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