●我が母、心臓バイパス手術後闘病記５３日目～またもベッドから出ようとした母、今回は同情すべき要素はあるが・・・安全第一を理解してもらうには。～かなり辟易、安藤桃子の「高知ヨイショ」ぶり。

●我が母、心臓バイパス手術後闘病記５３日目～またもベッドから出ようとした母、今回は同情すべき要素はあるが・・・安全第一を理解してもらうには。～かなり辟易、安藤桃子の「高知ヨイショ」ぶり。

末尾ルコ「母の話、映画の話題」

５月１１日（土）手術後５３日目
転院１８日目

母は前日の朝、「気分が悪い」と訴えていたが、本人に「どうして気分が悪くなったのやろう」と尋ねてみると、「前の晩ほとんど眠れんかって」と。
「どうして眠れなかったのか」尋ねると、「あんた（←末尾ルコ）に言われたこととかいろいろ考えよった」
つまり５月７日の転倒・出血の際にわたしが言った少々きつい言葉などについてあらためて考えていたということだろう。
今回ばかりは母なりに深く反省しているのか・・・と思ったのだが。

しかしこの日の午前９時に病室へ入るとコルセットを締めるマジックテープはほとんど外していて、しかもまったく悪びれずに、
「トイレへ行こうとしたけんど、足が当たって行けんかった」などと言う。
わたしとしては、（ええっ？！昨日の反省した態度は？？）という感じてまたしても絶句したのだが、このケースに関しては母に同情すべき要素もある。
かなり動けるようにはなってきたが、まだ自力でトイレへ行くことはできない。
そんな状態でもよおしが強い時などは、多少のパニック状態になる姿を何度となく見ている。
「その気持ち」という意味では、分かり過ぎるほど分かる。
けれど言うまでもなく、

「安全をすべてに優先させねばならない」のだ。
転倒までいかなくてもベッド柵に脚をぶつけただけで骨折する場合もある。
そうなってしまっては、退院など遠い遠い話と化する。
そこを母に心底分かってもらい、しかも常に実践してもらうにはどうすればいいのか。

・・・

映画監督の安藤桃子はご存知のように奥田瑛二の長女、安藤サクラの姉であり、現在高知に移住してきて暮らしている。
映画監督としての安藤桃子については、わたしの嗜好を言わせてもらえば、「まあまあ」。
評価の高かった『０．５ミリ』も、悪くはないけれど冗漫に感じた。
もちろん映画監督としての安藤桃子は嫌いではないし、以前からわたしは奥田瑛二、安藤サクラのファンである。
が、「高知県への移住者としての安藤桃子」の言動にはどうにも辟易させられることが多い。
いや、ミニシアターを運営したり、映画に関する活動は目を瞠るものがあり尊敬しているけれど、問題はメディアへ登場した際の「高知ヨイショ」ぶりである。
とにかく「高知は最高！」的発言の連発で、もちろん「移住者」が少しでも移住地を批判するととてつもない反発を食らうから、それはタブーだというのも分かる。
けれど安藤桃子の言う「高知は最高！」の具体的内容は私などから見れば、「それは高知の一般人には程遠いよ」であり、さらに言えば、「それは有名人の移住者であるあなただから享受できていることだよ」というものがほとんどなのである。

この件については今後も取り上げていきます。

タグ：●我が母、心臓バイパス手術後闘病記５３日目～またもベッドから出ようとした母、今回は同情すべき要素はあるが・・・安全第一を理解してもらうには。～かなり辟易、安藤桃子の「高知ヨイショ」ぶり。 アート

コメント 5

悩ましいですね
入院してるとトイレは自分で行きたいと強く思いました
俺も５日目だか６日目にようやく管が抜けて行けるようになったんですが トイレに行っただけで ふらふらになり倒れそうになりました 　その時は看護師にバレずに済んだので良かったのですが 翌日バレてドエライ怒られました 確かに危ないですよね ５日はベッドの上でまともに動けなかったわけですから
まともに体が動く訳がないんです たった５日くらいなんですけどね 　自分でもよくブログ書けたなぁと思います
左手の人差し指だけで書いてましたけど
それが腰が骨折してる訳だから 無理はして欲しくないですね

by (。・_・。)２ｋ (2019-05-16 02:40) 

>そこを母に心底分かってもらい、しかも常に実践してもらうにはどうすればいいのか。

たとえば、ノートを一冊おいて、お互いに伝えたいことや、思ったことを書き留めておく、というのはいかがでしょうか。書くことで記録に残るだけでなく、記憶にも残るものですよね。心の中で思っただけですと、どうしても時間が経つと新しい経験によって追いやられてしまい、「さっきはなんで怒ってたんだっけ」なんて思うことは私もよくあります。

>とにかく「高知は最高！」的発言の連発

そうなのですか。有名人で、周囲の人からチヤホヤされているのでしょうか。
高知移住といいますと、高知市⇒クラインガルテンもとやまに移住した、ブロガーのイケダハヤトがまず思い浮かんでしまいます。高知の移住は流行っているのでしょうか。かつての馬込文士村のように、書き屋や芸術家らが、集団で移住してひとつの集落を作ったら、高知の観光客が増えて、荒らされてしまいますね。
イケダハヤトはよく人と会っていたようで、東京の町をいつも歩き回って（ネタ探しだと思いますが）、ネットのでプチ有名人たちと会っては、それを記事にしていたので、東京を離れた暮らしがいつまでできるのだろうと思っていましたが、7年目なので居心地がいいのかもしれませんね。
彼は炎上する記事で知名度を上げてきたのですが、最近になって「ブログはオワコン」なんて言い出して、動画を撮るようになったのです。
どうも、ブログのアクセス数が下がっているらしいのですね。私も細かくウォッチングしているわけではないのですが、思うに、いい悪いは別として読者を熱くさせる刺激的な炎上記事が少なくなったような気がします。

by いっぷく (2019-05-16 04:32) 

まったく動けなければ諦めるのでしょうけど
リハビリして自信が付いちゃってるのでしょうかね？

by ぽちの輔 (2019-05-16 06:46) 

自分で動けるようになった分
何かあるとどうしても動いちゃおうって
考えちゃうんでしょうねぇ(*_*)
でもコルセットを外しちゃうと、
また腰も痛くなるし、何よりも転倒の危険性が
高くなりすぎるから、それだけは止めて欲しいですねぇ(>_<)
う~ん、お母様の最優先が
「自分だけでBEDから降りない」になってくれるまで
何度も何度もお願いするしかないのかも・・・
by ニッキー (2019-05-16 14:02) 

親としての尊厳をもっているだけに、頭ごなしどころか、抑えた言い方をしても気に入らない。また遠回しに言うと、自分に都合よく考えてしまう・・・困った問題ですね。←これは、我が家に当てはまる状況です。
昨日実家の母が転んだ件について書きましたけど、プライドがあるのか？どうしても自分に都合の良いことばかり、肝心の事を聞きたくても、そんな事言われてもわからない。…って自分自身の事なのに。
昨夜高速にのって1時間、浦和から到着した弟も、お世話になったお隣のお婆ちゃんの話を聞いて、全様が見えてきたとか。人一倍しっかり者で我が家は母でもっていたと言ってもいいくらいの人であったものが、困ったちゃんになってしまいました。
昨夜から泊まった弟は本日、かかりつけの内科医、CTを撮る為の総合病院へと行ってくれた訳ながら。今夜も泊まって明日は職場へ向かい、明日の晩も実家まで来てくれるとか。
私が一人で動けたら、少しは代わってやれるものを。本当に悪いなと思いつつ、私まで甘えて任せてしまっています。

手術直後は自分でもどうにもならなかったお身体。それがリハビリで歩行が出来る事から、歩いておトイレへとなってしまわれたのでしょうか。
リハビリの時間は療法士の下、またその往復も看護師の注意の下でなのですけれど。
心臓の大手術後ですから、体力、筋力は相当落ちているはずです。いっぷくさんの仰るノートに記載…は、良いアイディアかと思いました。

by hana2019 (2019-05-16 14:37)