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●末尾ルコ かつて語った、アリシア・ヴィキャンデルあるいはアリシア・ヴィカンダーとも。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ かつて語った、アリシア・ヴィキャンデルあるいはアリシア・ヴィカンダーとも。

Alicia Vikander。
1988年スウェーデン出身。
アリシア・ヴィキャンデル
あるいは
アリシア・ヴィカンダーとも表記される、
日本では。
スウェーデン。
稀代の大女優
グレタ・ガルボと
イングリッド・バーグマンの故郷。
けれどアリシア・ヴィキャンデルあるいはアリシア・ヴィカンダーは、どちらの大女優にも似ていない。

アリシア・ヴィキャンデルあるいはアリシア・ヴィカンダーは故郷の伝説グレタ・ガルボ、イングリッド・バーグマンのような、一人でスクリーンを支えるが如き強烈な女優オーラ、カリスマはない。
けれど非の打ちどころなく整った顔立ち。
いかにも知的な表情。
いささかの暗さ。
アリシア・ヴィキャンデルあるいはアリシア・ヴィカンダーの豊かな可能性はそこにある。

※ところで「アップに耐える顔」に興味をお持ちの方が多くおられます。
この場合、「テレビ画面で」ではないですよ。
「スクリーンで」です。
ただ、「スクリーンで」凄まじいオーラを発する「アップに耐える顔」の女優たちは、もちろんテレビ画面でもそのクオリティを感じることができます。
グレタ・ガルボ、イングリッド・バーグマン・・・言うまでもなく「凄いオーラ」の女優です。

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hana2020

アリシア・ヴィキャンデルの出演作は2本しか観ていないのですが、「リリーのすべて」「光をくれた人」のどちらも主役でありながら、受け身の役柄と感じました。
知的で強い意志をもちながら、役柄、ストーリー的にもリリー=エディ・レッドメインが注目を浴びて、陰で支える人になってしまうのは当然の流れ。
「光をくれた人」での彼女の相手役は、不死身の(笑)レイチェル・ワイズ。
この作品でも主役は自らの行為の過ちとしつつ、判断を誤って苦悩する夫=マイケル・ファスベンダー。彼にとって光をくれた人は、偶然流れ着いた赤ちゃんだけでなく、光となってくれた人=妻の存在があったから。
それだけに、やり過ぎない演技は難しいものであったであろうと想像されました。今後の出演作品が楽しみな女優です。
by hana2020 (2020-09-14 23:32) 

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