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●末尾ルコ 語った『女殺油地獄』などの「男の股間」3 [「言葉」による革命]

在も現役感むんむんの樋口可南子の美貌と安定感はなかなかに観応えがあり、夫が糸井重里なのはどうかと思うが、『女殺油地獄』の頃は30代中盤、現在30代中盤で樋口可南子的美貌と妖艶さを見せつけられる女優がいるかと言えば、どう考えても見当たらない。
日本映画黄金期と比較するまでもなく、90年代と比べても「現在の日本人女優陣」が手薄なことがよく分かる。
ただ、『女殺油地獄』で最も感心したのが堤真一で、「二枚目だが頭の弱いドラ息子」の役を見事に演じていた。


タグ:映画 アート
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