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●末尾ルコ かつて語った「夜のピクニック」長澤雅彦監督 [「言葉」による革命]

「夜のピクニック」長澤雅彦監督

 原作は評価の高い恩田陸によるものだが、この映画、まったく受け付けなかった。登場人物の高校生たちに一切共感できない。ファンタジックなシーンの挿入も退屈だった。

タグ:映画 アート
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hana2022

「夜のピクニック」は第2回本屋大賞、吉川英治文学新人賞を受賞。だからという訳ではないけれど、良質な青春小説でした。
翌朝の8時までの24時間、食事と休憩時間をのぞいて、ひたすら 歩き続ける「歩行祭」という学校行事を描いたストーリー。
ただひたすら歩くだけの小説なのに、読み進める内に感情を共有してしまう魅力あるものでしたのに。
先日「鹿の王」を観てきた友人が、肝心のところがない、原作の良さが活かされていなくて、観なくても良かったと怒っていましたけれど、邦画のもつ欠点を言い表していると感じます。
本日コロナワクチン三回目の接種につき、帰宅後は雷蔵の「眠狂四郎魔性剣」を観ておりました。
敵役に有名スターの出演がない代わりに、狂四郎を狙う敵は次から次へと襲い掛かってくる展開。そこに艶っぽい女優達が絡んでくる、バテレンの黒ミサのシーンまで何でもありの、大衆受けする娯楽要素がギッシリ詰まっていて飽きさせません(笑)
超人的とも言える狂四郎のクールさ、ニヒルな表情も雷蔵ならでは。
テレビで田村正和も演じましたが、立ち姿、殺陣シーンの美しさは比較にならないと改めて思ってしまいました。
シリーズ化されただけに、お決まりのパターンとは言え、雷蔵の演じる眠狂四郎は大きく抜きん出ている感を感じます。
by hana2022 (2022-02-26 20:54) 

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