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「パリ・オペラ座のすべて」鑑賞記 8 [愛とバレエ]

しかし・・である。
フレデリック・ワイズマンは映画「パリ・オペラ座のすべて」を制作するに当たって、登場させる人物、演目などに関してどのような基準で取捨選択をしたのか。
わたしには敢えて「スターバレリーナ」や「スタンダードな人気演目」をはずしているように見えたのだが。
現在のパリ・オペラ座バレエ団のスターダンサーは、オレリー・デュポン、アニエス・ルテステュ、マチュー・ガニオなどだろう。
オレリー・デュポンなどが出なかったわけではないが、出番が少なく印象は強くない。
ではどんなダンサーの印象が強かったかと言えば、エミリー・コゼット、デルフィーヌ・ムッサン、レティシア・プジョルら。
演目で言えば、「メディアの夢」「パキータ」「ジェニュス」「ベルナルダの家」など。
うがった見方かもしれないが、敢えて派手なダンサー、派手な演目を避けているような気はした。

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