「俺たちに明日はないッス」

「俺たちに明日はないッス」タナダユキ監督

純愛も何もない、「肉」が主人公であるティーンエイジャーの性愛。しかしその滑稽さを描きながら、映画は詩情に満ちてくる。「どこにでもある場所」を詩的に撮る力とともに、タナダユキの才能を再認識。

６点

タグ：映画 アート 批評 「俺たちに明日はないッス」 タナダユキ

コメント 2

こんにちは。
私もこの映画観ました♪
何が起こるわけでも、キャストも別にぱっとしませんが、面白かったですよね。タナダユキはとても面白い女性監督のひとりだと思います。西川美和、河瀬直美が今とても取りざたされてますけど、私はタナダユキ派です。吉高由里子の旅番組みたいなものの監督もされていました。

吉高由里子以外で注目している女優のひとりに、この作品に出ていた安藤サクラがいます。安藤サクラはとっても面白い映画にたくさん出演していて、親御さんの影響か、才能なのか、作品に恵まれているのか…とにかくいい女優だと思います。
「風の外側」という映画もとてもよかったです（お父さんである奥田瑛ニ監督ですが笑。）。
「愛のむきだし」を鑑賞しているところです。次は下巻です（笑）
かなり長い映画ですが、挑戦的で園子温監督らしいです。
by ton (2009-11-14 13:39) 

ton様

安藤さくらは奥田瑛二の娘だったんですね！お～っと、知らなかった。（汗）
奥田瑛二は監督もいいけれど、もっと役者として観たい人なんですけれど。

わたしもタナダユキ派ですし、女性監督の中でも西川美和と双璧かと。
河瀬直美は・・ちょっとあのハセキョーの映画があまりと言えば、あまりだったので・・。

もう「愛のむきだし」下巻も観終わった頃でしょうか。
わたしは何度も書いているように、「コリント書」のシーンで魂を揺さぶられました。

早期に園子温監督・吉高由里子主演作希望！です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルコ

by 末尾ルコ（アルベール） (2009-11-14 15:18)