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吉高由里子にとって、2009年とは何だったのか? [吉高由里子]

今年も残り24時間をとうに切っている。
2009年から2010年へと変わっていくからといって特に何の感想もない、と言いたいところだが、やはり年が改まるというのは悪い気分じゃない。
どうもグダグダという日常から抜けることができなかった2009年をとりあえずリセットできるという個人的な想いがあるからだ。

さて吉高由里子の2009年だが、公開された映画は「重力ピエロ」と「カイジ 人生逆転ゲーム」。
テレビドラマが「ラブシャッフル」「白い春」「東京DOGS」など。
もちろん来年に向けてのプロジェクトが水面下で進行しているのだろうから、ファンの目に映る部分のみで「クリエイティヴィティのなかった1年」だと断じることはできない。
とは言え、「ラブシャッフル」と「東京DOGS」の中身は空疎そのもので、「名前を売る」以外の意味はとても見出せなかった。

まあ、2008年の活躍が素晴らしすぎたものだから。
2008年の吉高由里子は、映画が「夕映え少女 イタリアの歌」「きみの友だち」「僕の彼女はサイボーグ」「蛇にピアス」。
テレビが「紺野さんと遊ぼう」「太陽と海の教室」「トンスラ」など。
「僕の彼女はサイボーグ」では端役だったから別として、「蛇にピアス」は言うまでもなく、「夕映え少女 イタリアの歌」「きみの友だち」も見応えのある力作だった。
「夕映え少女 イタリアの歌」を観ていない吉高ファンは、ぜひ観てほしい。
吉高由里子と「文芸もの」の愛称のよさがよく分かる。
テレビでも「紺野さんと遊ぼう」「トンスラ」と、普通「テレビではあり得ない」作品でその力を発揮した。
1年間にこれだけのクリエイティヴィティを発揮した女優はそういないのではと思わせるほどの充実ぶりだ。

そんな2008年を思い返せば、「2009年は一般に名前を浸透させる年」だったということで「よし」とするべきだろう。
次回は2010年の吉高由里子に対する期待と、他の女優たちの活躍についても触れる。
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pandan

いつも訪問ありがとうございました。
来年も良い年でありますように。

by pandan (2009-12-31 06:11) 

末尾ルコ(アルベール)

pandan様

こちらこそ、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

                      RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-12-31 07:53) 

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