SSブログ

フランス革命を語り始める前に [生と死のためのアート]

学校へ通っていた頃、授業がつまらなかった。
ほとんどの授業がつまらなかったけれど、国語や社会がとりわけつまらなかった。
「とりわけ」と敢えて書いたのは、今では文学なしでは生きられないし、歴史からどれだけ生きる力を与えられているか分からない。
なのにあれだけおもしろくなかったのは、わたしに問題があったのか、授業に問題があったのか・・。
少なくともわたしが受けていた授業であれば、今のわたしでも「つまらない」と感じるだろう。
正直あきれるようなセンセー方も多かったのだ。
おそらく今でも多いかもしれないが。

もちろん世の中には多くのいい先生がいたはずだ。
わたしも振り返ると割合としては多くないが、「いい先生」に巡り合っていないわけではない。
けれどついに学校時代には国語や社会を「おもしろい」と思わせてくれなかった。
逆にずいぶん長く、「歴史」をつまらないものだと思ったままにさせてくれた。
歴史は本当は、ものすごくエキサイティングなものなのに。

nice!(42)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 42

コメント 12

シービーちゃん

高校時代、もっともつまらない授業は世界史でした。先生は、ひたすら黒板に解説を書き、生徒は黙々とノートに書き写す。先生と生徒のコミニュケーションは、この「書き写し」のみ。エキサイティングな歴史も、沈黙して書き写すだけでした。
by シービーちゃん (2010-06-06 08:22) 

バロックが好き

おはようございます♪
先生によって、授業が、面白くもつまらなくもなりますよね。
しかも、生徒に成績として跳ね返ってくるし。。。。
先生を選びたいですよね☆
by バロックが好き (2010-06-06 08:26) 

ねこじたん

楽しかった授業
体育 音楽 美術
オベンキョ関係は嫌いじゃないけど まるでできません…

by ねこじたん (2010-06-06 09:14) 

cjlewis

高校のとき、「選択国語」という授業があって、、、
あ、いくつかの課目の中から自分で選ぶコマなんですが、
その授業がすごくおもしろかったです。
教科書がないんです。
課題の小説が与えられて、それを家で読んできて、
その本に対していろいろな意見を述べ合うという授業でした。
どれくらいの期間、意見を述べ合うかというと、
特に決まってないんです。
みんなが「もういいかな」と思うと、次の課題が出ます。
もちろん、授業なんでテストもあったし、
通知表で成績評価されてたと思うんですが、
まったく覚えてません。どうやって採点してたんだろ?
by cjlewis (2010-06-06 09:47) 

末尾ルコ(アルベール)

シービーちゃん様

書き写す教師って多かったですね、歴史に暗記は必要ですが、「書き写し」だけの授業は生徒に「手抜き」と見られます。

                                RUKO


by 末尾ルコ(アルベール) (2010-06-06 11:44) 

末尾ルコ(アルベール)

バロックが好き様

生徒の人間形成に大きな意味を持つ職業ですから、能力・モチベーションともに十分でないと困りますよね。

                       RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-06-06 11:46) 

末尾ルコ(アルベール)

ねこじたん様

興味を持てるかどうかで成績は大きく変わってきます。
教師の役割はまず「興味を持たせる」ことであってほしいものです。

                                RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-06-06 11:50) 

スマイル

こんにちは
同感です~
この世の日本の教育を受けた方々がどれだけの時間
無駄な(語弊があるかしら?)時間を過ごした、また過ごして
いるかと思うと、実はぞっとしています(言い過ぎでしょうか?)
by スマイル (2010-06-06 11:50) 

末尾ルコ(アルベール)

cjlewis様

それは実に興味深い授業ですね。
わたしもそんな授業を受けてみたかったなあ~・・。

わたしは数年前まで進学塾の講師をしていましたが、現代の問題は活字が全く読めない生徒が多くいることです。
この状態では国語の授業など成立しません。

                            RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-06-06 11:56) 

末尾ルコ(アルベール)

スマイル様

> 無駄な(語弊があるかしら?)

語弊は全くありません。(笑)
わたしも今回の記事ではやんわり書いていますが、本当はもっと言いたいことがいっぱいあります。
そんなこともまた書いていきますね。

                        RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2010-06-06 12:09) 

しまみ

子供の頃から読書は大好きでしたが、国語の授業はつまらなくて仕方なかったですね。
物語を切り刻んで、この部分がこうなってるから主人公の心情はこうですね、なんて言われると、そんなの普通に読めばわかるのになぁ・・・と思っていたものですが・・・。
私も少しの期間、進学塾で国語の講師をしていたのですが、おおいに切り刻んで、試験で点数を取る方法を教えなければならないのが辛かったですね・・・。
by しまみ (2010-06-06 19:36) 

末尾ルコ(アルベール)

しまみ様

進学のための教え方というのは、ある意味文学に対する冒涜でしたね。
それと多くの学校の先生、知識だけじゃなくて、雰囲気とか話し方なども研究すべきだと思います。

                             RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-06-06 20:27) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0