フランス革命と「歴史」に対する見方 [生と死のためのアート]
歴史の中でフランス革命がいまだに「特別な革命」であり続けているのは、もちろん「旧来の体制」(アンシャン・レジーム)を崩壊させ、世界史の流れを大きく変化させたことによると考えるのが一般的だが、しかし「歴史的事実」とされることは構成の「学者」たちが次々と「新説・新解釈」を発表して評価を覆される場合がある。
まったくアカデミズムの世界とは遠い所にいるわたしは、こうした「新説・新解釈」の多くはアカデミズム内の出世争いという側面が色濃いと考えているのだけれど。
例えば「ピラミッド建設」は長らく古代エジプトの奴隷制度によるものだとされていたのに、近年吉村作治などは「ピラミッド建設は公共事業であって、エジプトの民は喜んで仕事をした」などという説を主張しているが、「おいおいホントかよ」と首を捻る権利くらいは素人にもあるだろう。
そもそも1年前の出来事でもなかなかはっきりとしたことは分からないのに、何千年、何百年も前のことを「証明した」などと言われても、話し半分以下に聴いておく方が常識的な対応というものではないか。
まったくアカデミズムの世界とは遠い所にいるわたしは、こうした「新説・新解釈」の多くはアカデミズム内の出世争いという側面が色濃いと考えているのだけれど。
例えば「ピラミッド建設」は長らく古代エジプトの奴隷制度によるものだとされていたのに、近年吉村作治などは「ピラミッド建設は公共事業であって、エジプトの民は喜んで仕事をした」などという説を主張しているが、「おいおいホントかよ」と首を捻る権利くらいは素人にもあるだろう。
そもそも1年前の出来事でもなかなかはっきりとしたことは分からないのに、何千年、何百年も前のことを「証明した」などと言われても、話し半分以下に聴いておく方が常識的な対応というものではないか。
「見たんですか?」という歴史ものは多くあります。
誰も証明なんて出来ませんからね。
だから、英雄は作られるんです。
by ふぢた (2010-07-13 21:47)
歴史を解釈する側が暗黙に抱いている価値観が紛れ込んでいる可能性は大いにあります。その点を警戒しながら、歴史研究につき合っていく必要がありますね。
by tacit_tacet (2010-07-13 23:57)
ふぢた様
小説などであれば想像を働かせていいと思うんですが、「学問」と大上段に構えながら、実は「出世」のための学説であるということは少なくないと思うんです。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-14 00:12)
tacit_tacet様
その通りですね。
さらに学会や学内の出世争いとか、「学者」という人たちはそんな世界に住んでいるのだと思います。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-14 00:16)
なるほどです☆
by スマイル (2010-07-14 00:33)
スマイル様
なのです(笑)
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-14 01:53)
おはようございます。
労働者の為のBarもあったとか・・・?
今の価値観を盛り込んでいるような・・・(笑)
by Studio-Oz (2010-07-14 05:43)
Studio-Oz様
そんな感じ、しますよね(笑)
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-14 08:00)
作られた歴史もあるでしょうね~
常々感じます
by ねこじたん (2010-07-14 08:48)
ねこじたん様
しかも学者の不純な動機で変わったりしそうですよ。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-07-14 12:58)