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あまりにもたおやかな・・アンナ・ニクーリナ Anna Nikulinaのジュリエット。 その1 [愛とバレエ]

わたしは物語を物語として語るバレエがあまり好きではない。
バレエ鑑賞でストーリーを追うことにあまり興味が持てないのだ。
細かなストーリーを語るのであれば、どうしてもパントマイムが多くなるし、どうもそのテのバレエは退屈なのである、わたしにとって。
だから英国ロイヤルバレエの偉大な振付家であるアシュトンやマクミランの作品に対しても、わたしは熱心なファンでは全くない。
しかし例えばチャイコフスキー3大バレエなどは、ストーリーはあるけれど極度に抽象化・象徴化された世界。
これは極度に好みなのだ。
なのでシェイクスピア作品のバレエ化である「ロミオとジュリエット」はさほど好みではないのだけれど、いや、最近ボリショイ・バレエ団 アンナ・ニクーリナ Anna Nikulinaが踊るジュリエットの映像を観たのである。
いやはやこれが・・。

つづく (笑)

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