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「ヤングブラック・ジャック」と「幸せになろうよ」の仲里依紗、圧倒的なポテンシャル。市村正親。その3 [吉高由里子]

「ヤングブラック・ジャック」でその若き日を演じた岡田将生が「ブラック・ジャック」の持つ孤独や暗黒を表現できていたかと言えば、それは疑問だ。だからこそ「ヤング」だということだろうけれど、岡田将生のう美しさは十分「ブラック・ジャック」の世界に相応しいものであると思う。しかし何よりもいつもながら驚かされるのが仲里依紗の圧倒的ポテンシャルだ。仲里依紗は、ゼブラークイーンを演じればゼブラークイーンに見えるし、一本気な介護職員を演じれば、ちょっと軽い女子高生を演じれば、その通りに見える。そして「ヤングブラック・ジャック」では確かに「お嬢様医大生」に見えるのだ。そして深みのある美しさは映像に凝れば凝るほど引き立つ。凄い女優だ、仲里依紗は!
さて「ヤングブラック・ジャック」は「ピノコ誕生」のエピソードに入るところで終わった。その禍々しい雰囲気醸成も素晴らしく、続編希望、そして映画化希望である。
ところで「ヤングブラック・ジャック」に出演していた市村正親だが、彼が出演した「映像」の中で、わたしが観た範囲では最も魅力的なキャラクターとなっていた。ずっと「映像ではきついなあ」と感じていたけれど、「ヤングブラック・ジャック」の提出するゴシックな世界観の中であの特異な「顔」は十分に役割を果たしていた。とりわけ市村正親と仲里依紗のツーショット。見応え十分だった。


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