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特集(笑) ナタリー・ポートマンだ!「ブラック・スワン」だ! その3 [生と死のためのアート]

さて「ブラック・スワン」冒頭、「白鳥」となったナタリー・ポートマンが登場するわけだが、かなりの訓練期間を経て「バレリーナ」の動きを身に付けたというポートマンだけれど、バレエファンであれば瞬間的に「あ・・」と思ったはずだ。「腕の動き」が、さらにそれ以前に、「二の腕の太さ」が「白鳥の湖」で主役を踊るバレリーナのそれではまったくないのだ。要するに、細身のポートマンの二の腕でもまだ太すぎる。そして動きがあまりに鈍すぎる。いや、もちろん一年や二年の訓練で本物のバレリーナの動きを身に付けられるわけもなく、そんなことを望むべきでもないわけだけれど、一部でナタリー・ポートマンのダンスシーンに関する議論があるらしいから、わたしの観た感想を述べているに過ぎない。これを読んだ中で、「バレリーナってそれくらい凄いんだ」と思ってくれる人がいれば幸いだと思う。
伝統ある一流バレエ団で「白鳥の湖」の主役を任されるようなバレリーナの踊りは、それはそれは凄いもので、いわば「超人」的な存在までに達している。彼女たちの踊りは、「腕の動き」だけでも呆れるほど戦慄的で、例えばスヴェトラーナ・ザハロワやルシア・ラッからクラスとなれば、両肩から先はまるで「別の生き物」が動いているように見えるほどなのだ。

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コメント 5

mitton

どの分野に限らず本物のファンが見れば粗も目立ちますよね・・・
ただミッキーロークの「レスラー」は自称プロレスファンの
ボクも納得の仕上がりでした。。。笑

あっ、「スワン」は見ていませんが、CMはめちゃくちゃ上手いですね。
引き込まれます。
by mitton (2011-06-01 06:31) 

pandan

短期間でからだを作るのは大変ですよね。
by pandan (2011-06-01 06:36) 

ねこじたん

この映画みたいのです!
by ねこじたん (2011-06-01 08:57) 

末尾ルコ(アルベール)

mitton様

「レスラー」はプロレス界の描き方もうまかったですね。

                              RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2011-06-01 11:38) 

FUCKINTOSH66

バレエに関してまったくのド素人でもそう思っちゃいましたよ。どなたか本物のバレリーナさんが演じてくれたら良かった。けど本物の方々は出演引き受けないですよね。。。
by FUCKINTOSH66 (2011-06-02 16:26) 

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