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綾野剛「空飛ぶ広報室」とラブコメに関する小さなレッスン 2013年5月21日 [生と死のためのアート]

レッスン

[スペード]もちろんわたし自身に「ヌルい」雰囲気を極度に嫌う嗜好があるのも自ら理解している。
例えばかの歴史的傑作とされる「ローマの休日」もわたしはダメなのだ。
客観的にクオリティが高いと理解はしていても、とても「好きな映画」に挙げることはできない。
ラブコメディがぜんぶダメなわけではない。
ビリー・ワイルダーの「お熱いのがお好き」とか「アパートの鍵貸します」とかは大好きだけど。

[スペード]ただハリウッドスターがくだらない内容の映画へ出演することはある。
今年アカデミー助演女優賞を獲得したアン・ハサウェイもけっこう観ちゃいられない映画へ出ている。
例えば映画「ラブ&ドラッグ」。
しかし「ラブ&ドラッグ」でアン・ハサウェイはゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされており、アメリカにはヌルいラブコメ映画に対する伝統的需要があるのは事実だ。

[スペード]嗚呼、「空飛ぶ広報室」。
いかに綾野剛を応援している一人とて、あの雰囲気にはもう正視しかねる。
アメリカやフランスであればまともな実績を持った俳優はあんなテレビドラマへは出ない。
と言うか、大スターは基本的にテレビドラマへ出ない。(「基本的に」です。政策内容や意図にもよりますが、例えば今の段階でブラッド・ピットやジョニー・デップがテレビシリーズへ出演するわけがない。シャレとしてのカメオ出演以外は)


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