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末尾ルコ傑作詩「齋藤芽生の画と高知」篇。末尾ルコお薦め書籍「フランス文学と愛」(野崎歓著)。末尾ルコ「鍛える・鍛え方 脳」。 [吉高由里子]

[黒ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[黒ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ傑作詩「齋藤芽生の画と高知」篇。

高知に住むあなたと、
高知でない場所に住むあなた。
そこにどんな違いがあるのだろう。

齋藤芽生の画を観た人と、
齋藤芽生の画を観ない人
そこにどんな違いがあるのだろう。

高知に住むあなたと、
高知でない場所に住むあなた。
そこにどんな違いがあるのだろう。

齋藤芽生の画を観た人と、
齋藤芽生の画を観ない人
そこにどんな違いがあるのだろう。

齋藤芽生の画を観るのも自由、観ないのも自由。
けれどどんなことだって、知るのも自由、知らないのも自由、と言えるのだろうか?


●「フランス文学と愛」(野崎歓著 講談社現代新書)という本があります。
これがなかなかおもしろい。
「愛」に焦点を置きながら、フランス文学史の流れを俯瞰する。
「愛を語る言葉として最も相応しいのは何語でしょう?」と問われたら、あなたは何語を挙げますか?
日本語?は普通挙げないですよね、いかに日本を愛していようとも。
いや、「万葉集」や「源氏物語」を考慮に入れれば、日本語だって「愛を語る言葉」に相応しく思えて来る。
それなのに近年の日本語の貧しいことよ。
だからこそ「愛」をぼくは貫くのだ。
で、やはり一般的には「愛を語る言葉」としてすぐに「フランス語」が出ますよね。
わたしがフランス語をやってるから言うのではないが、確かにフランス語の音が美しいだけでなく、その文学、あるいは映画の世界で脈々と絶えず「愛」を語り続けている、あらゆる方法を持って。
もちろん本物のフランス文学に甘っちょろい「愛」などこれっぽっちもない。
「愛の真実」を見つめ、時にレトリックを尽くした美文により、時に強烈な諧謔を持ち、時に悪魔のような冷笑さえを持って、描き尽くす、それがフランス文学です。
野崎歓は「単なるフランス文学者」ではなく、ご本人が「おもしろい文章」を書ける方であり、わたしもその訳書、著作でずっと愉しませていただいている。
ジャン=フィリップ・トゥーサン、フィリップ・ソレルス、ボリス・ヴィアンらの翻訳はとても素敵だった。
「フランス文学と愛」は、可愛らしいユーモアに満ちた文体でルイ14世の放漫な魅力を語る辺りからもうワクワクが止まらない実に素敵な本です。

●末尾ルコ「鍛える・鍛え方 脳」。
「勉強ばかり」では本当に強靭な脳は育たないのではないでしょうか。
脳が身体の動きを司っている。
つまり身体各部の動きは脳とつながっている。
当たり前のことですが、忘れがちですね。
この忘れがちな事実を常に意識して身体を動かす。


[スペード]「マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。


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