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末尾ルコ傑作詩 吉本隆明「真贋」とアンナ・ニクーリナ 篇。末尾ルコ「映画女優演技論」~健さんとも共演させたかったほどの風格、「紙の月」宮沢りえ。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。


●末尾ルコ傑作詩 吉本隆明「真贋」とアンナ・ニクーリナ 篇

吉本隆明と言えば
言えば?
「共同幻想論」だよね
うむ、然り。でもね
デモね?
「言語にとって美とはなにか」もね。
モネとドガ?
そして、「真贋」という本が
心眼?
易しくてとてもおもしろいのさ

そしてナタリア・オシポワと
アンナ・ニクーリナが
マニフェスタシオンを?

●末尾ルコ「映画女優演技論」~健さんとも共演させたかったほどの風格、「紙の月」宮沢りえ。

映画「紙の月」を観ながら、(ああ、この宮沢りえなら、高倉健と共演しても物凄くおもしろかっただろう)とつくづく思いました。
クオリティの高い映画を主演女優が圧倒的に引っ張る。
余程力がないとできない。
しかも「紙の月」は芸術作品としてもエンターテイメント作品としても成立している、今日び稀有な日本映画です。
「紙の月」では頻繁に宮沢りえの横顔を映すのですが、今まで気づかなかったけど独特の横顔をしている。
それが作品全体にある種の影響をももたらしている。
これから「紙の月」を鑑賞しようという人は、「宮沢りえの横顔」にも注目してください。

「紙の月」はあまり多くの俳優が出てこない映画なんですが、共演者たちもなかなかよかった。
大島優子あたりを効果的に使っているのは吉田大八監督の手腕です。
ご存知のようにわたしは「AKB的な現象」すべてに対して批判的なのですが、「紙の月」のような「使われ方」であれば納得がいく。
共演者の中では特に小林聡美に感心させられました。
その場をさらう存在感。
それでいて常にどこか可笑しいキャラクター。
後半、「宮沢りえとの対決」が大きなクライマックスになるのですが、「今の宮沢りえに相応しい」対戦相手と言えます。
小林聡美、いいですよ~。
それにしても「今」、敢えて舞台を中心に10年間仕事をし、刃を磨いてきた宮沢りえが映画界に帰ってきたことは嬉しいし素晴らしい。
「今の宮沢りえ」、それこそ高倉健と共演しても十分なだけの風格を持っています。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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pandan

寒いので週末は映画館にも映画を観に行きたいです。
by pandan (2014-12-06 08:40) 

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