SSブログ

末尾ルコ傑作詩「高知市で、トッド・ブラウニングと池田学を」篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その8。末尾ルコ「映画俳優演技論」~50歳を超えても魅惑的な「女」ジュリアン・ムーアに最高度の敬意を! [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ傑作詩「高知市で、トッド・ブラウニングと池田学を」篇。

トッド・ブラウニングといえば、
かの「フリークス」の映画監督。
寄るなかれ、
触れるなかれ、
あなたが「退屈な常識人」として
生涯を無難に生きたいのであれば、
トッド・ブラウニングの
「フリークス」なんぞには。
わたしが「フリークス」を観たのは、
十何歳の時だっただろう、
高知県で、
高知市で。
そして近頃、
トッド・ブラウニングの
「魔人ドラキュラ」を観た。
ベラ・ルゴシ演ずる

ドラキュラ伯爵の
その後、
池田学の画を
観たのだよ。
それもまた、
高知県
高知市で。

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その8。

 そんなはちきんと丘メヒー子にも初体面の時間があった。
 場所は高知市五台山。「おらんく中岡慎太郎小学校」の一階、2年パパイヤ組教室内である。(いささか奇態な学校名、クラス名に感じるだろうが、当該小学校の教育方針などに関しては、いずれ語られる日が来るかもしれない)
 海の気配が漂う五台山の麓にある教室。小学2年にして、既に校内でややアウトロー的ポジションを確立していたはちきんは最後方で教室の出入り口に最も近い席へ座っていた。かねてから転校生の話を聞いていた生徒たちは、軽く息を呑みながら担任教諭の到着を待っていた。
「来た!来た!」
 間違いなくクラスで一番の目立ちたがり屋である田川猿蔵が廊下側の窓越しに観察しながら叫んだ。
「女じゃ、女じゃ!何じゃ、でっかい帽子かぶっちゅうぞ!こんまいにでっかい帽子かぶっちゅうぞ!ギャ~ッハッハッハアアア~~!!」

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~50歳を超えても魅惑的な「女」ジュリアン・ムーアに最高度の敬意を!

ミンスク「ラ・バヤデール」の音楽だけを、時に愉しみつつ。

「女」
「男」
ごくごく一般的な普通名詞だけれど、使われる文脈によってその意味は随分と異なってくる。
例えば
「男(女)なんてそんなもん」
と言う場合、話者は通常自らの乏しい見聞を元にした「決めつけ」により、「男(女)」全体を愚弄している。
このような言い方をする人の話はまともに聞いてはいけません。
さて、次の言い方はどうでしょう?

「死ぬまで男(女)でありたい」

この場合は大概、
「生きている限り恋愛対象として見られるような男(女)でありたい」
という意味を持っています。
これを「女優として」と考えてみましょう。
フランスはまだましですが、ハリウッドでも日本でも40歳を超えた辺りから、多くの女優に「母役」が回るようになります。
「母であり、女でもある」ではなく、「母のみ」という役が。
こんな「常識」をごく自然に打ち破っているのがジュリアン・ムーアなのです。

ジュリアン・ムーア主演
「マップ・トゥ・ザ・スターズ」
「アリスのままで」

ミンスク「ラ・バヤデール」の音楽だけを、時に愉しみつつ。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

nice!(13)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 13

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0