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末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~エリザベス・オルセンが出ていて凡庸な映画「恋するふたりの文学講座」を作るジョシュ・ラドナーも一種の才能か?2015年10月4日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~エリザベス・オルセンが出ていて凡庸な映画「恋するふたりの文学講座」を作るジョシュ・ラドナーも一種の才能か?

♪朝からスレイヤーを聴くのはどうかと思いはしたが・・・。

映画「マーサ、あるいはマーシー・メイ」を観て以来、エリザベス・オルセンは「出演作は必ず鑑賞」女優の一人になっています。
ロサンゼルス出身、1989年生まれのエリザベス・オルセン。
大きな目、ニュアンスに富んだ表情、肉感的なプロポーションがら「崩れた」印象はなく、さらに華やかさも持ち合わせている新時代の映画女優の一人であることは間違いありません。
ほとんど出ずっぱりのサスペンス映画「サイレント・ハウス」もおもしろかった。
エリザベス・オルセンの魅力で映画全体をぐいぐい引っ張る。
が、出演作全部が「おもしろい!」というわけにはかない。
WOWOWでも放送されたジョシュ・ラドナー監督・主演の「恋するふたりの文学講座」にヒロインとして出演しているのですが、つまらなかった~~。
パッとしない人生を送っている文学好きの(年齢的には)中年男に扮するジョシュ・ラドナーと19歳の女子大生に扮するエリザベス・オルセンが恋に落ちていく・・・。
というあらすじですが、映画中年の差を気にするラドナーとオルセンが、見た目は年齢差があるように見えないというのも問題だけど、なにせ脚本も演出も(一体なんでこれを映画に・・・?)という凡庸極まりない展開。
ラドナーにアドバイスする友人としてザック・エフロンも出ているけれど、そのキャラクターが観ていて恥ずかしくなるような代物。
しかし米国の映画批評サイトを見てみたら、「恋するふたりの文学講座」、必ずしも悪い評価ではないんですね。
日本も含め、「最近の批評家は・・・」というのもこのところよく感じるのです。
はい。

♪朝からスレイヤーを聴くのはどうかと思いはしたが・・・。

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