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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~「ビリギャル」、ポスターのインパクトと勉強法について。2015年10月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~「ビリギャル」、ポスターのインパクトと勉強法について。

有村架純主演の「ビリギャル」ですが、その映画としてのクオリティはさて置いて、映画館で見かけるポスターのインパクトは抜群でした。
これは特に賞賛して言っているのではありませんが(笑)、「金髪のギャルが立ってこちらを見ているだけ」というヴィジュアルに加え、「ビリギャル」というネーミングんインパクト。
わたしは「ビリギャル」の基になった実話を「ビリギャル」のポスターを見るまで知りませんでしたが、それを一目見て(何だ、「ビリギャル」って??)と、長年に渡り無数の映画広告・ポスターの類いを見てきているわたしでも感じた。
「一目で植え付けられる」インパクトのあるポスターヴィジュアルとタイトルネーミングという点では「歴史的」と言えるかもです、はい。
「ビリギャル」の監督は土井裕泰。
「涙そうそう」の監督で、あの映画ももうずいぶん前になりますが、予告編見た時は(とんでもないモン作るんだな・・・)と気分が悪くなったけれど、実際に観たら意外に楽しめました。
しかし有村架純がこんなに売れるとはまったく予想外。
「まだ色がついてない」というおもしろさはあるのかもしれないけれど、ただそんな有村架純に「ビリギャル」をキャスティングしたのも「成功」と言えましょう。
と言うか、まず(誰だこの「ビリギャル」は?)と思い、名前を見て「有村架純」と書いていてもなかなかそうは思えなかったのラ!
「ビリギャル」を慶応大学合格に導いた塾講師役として伊藤淳史が出ているけれど、どううもこの俳優、「だいたいいつも同じ演技」であることが多く、名前を見ると避けたくなる今日この頃ではあるけれど、まあそれは伊藤淳史本人だけのせいではもちろんないわけです。

ところで「ビリから慶応合格」がウリの「ビリギャル」ですが、そのようなことはそうそうはできません。
実際の「ギャル」の方は「勉強してなかった」けれど「地頭」はよかったのでしょう。
ただ、「学力を上げる方法論」として間違いないのは次の2点。

1本人の自発的なやる気を引き出す。
2勉強の進め方を的確にする。

はい。


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