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〈「言葉」による革命〉・・・〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その119。プチ土佐弁講座付。2016年4月24日 [「言葉」による革命]

〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その119。プチ土佐弁講座付。

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その119。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

(ヘンなぼっちゃん?)

さすがのはちきんにも理解し難い予想外の言葉だった。
ここで「さすが」という言葉を使い、はちきんの何が「さすが」なのかは不分明だけれど、それは文章の流れというものである。

「あ、あの。のう、ぼくよ、あんたはヘンなぼっちゃんながかえ?」
「そうだよ。ぼくは人気者のヘンなぼっちゃんだよ!」
はちきんはあらためてその人物を見た。
(確かに「ヘン」やにゃあ。ほんで「ヘンなぼっちゃん」ながかえ?けんど「人気者」・・・。このはちきんの方が人気者やちや)
と、「ヘンなぼっちゃん」の「ヘンさ」を差し置き、「人気者」という言葉に対抗意識がメラメラと燃えてきたはちきんも上等に「ヘン」ではある。

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

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