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末尾ルコ詩D「猫、文学」篇。末尾ルコ「神 ロバート・デ・ニーロ論」~日本で「マイ・インターン」が興収15億円超。その意義とは? [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、文学」篇。

「猫、文学」

ホーリー・ホルム
厳しい顔をした女
人はホルムをザ・プリーチャーズ・ドーター
(The Preacher's Daughter)と呼ぶ
伝道師のの娘
文学の薫り
が、するじゃないか
スタインベックとか
トルーマン・カポーティとか

・・・・・・

ぼくの素敵なネコは
そこにいるだけで
最上の文学なのさ!

●末尾ルコ「神 ロバート・デ・ニーロ論」~日本で「マイ・インターン」が興収15億円超。その意義とは?

2015年、日本の映画興行で「よかった」と言えることの一つが「マイ・インターン」のヒット。
シリーズものでもなく、アメコミの実写化でもない、そして「超一流の俳優がしっかり取り組んでいる」実写映画が近年の日本でヒットするのはとても難しい。
その「難しい状況」まで作ってしまった日本の精神的堕落についてはさて置いて、「マイ・インターン」のような派手な見せ場などどこにもない「人間」を描いた作品が確実なヒットをしたことは喜ばしいし、まだ日本にもこうした映画を「観たい」人が大勢いて、宣伝だけでなく口コミの効果も拡がっていく。
そして興収15億円を超える。
このようなケースでのヒットは近年の日本では本当に珍しい。
残念ながら高知ではかなり早い段階で上映回数が減らされていましたが、こうした「都市―地方」の文化的格差も問題にされねばなりません。

「マイ・インターン」の話に戻ると、ロバート・デ・ニーロがこの作品で、しかも「洋画離れ」の日本で「新たなファン」を獲得しているのが嬉しくてしょうがない。
わたしにとって常にデ・ニーロは絶対的存在です。
もちろん「マイ・インターン」がデ・ニーロの代表作の一本になったとは思いません。
なにせデ・ニーロほど代表作が多い映画俳優はいない。
しかし多くの日本人にとって「マイ・インターン」はデ・ニーロの代表作の一本となるでしょう。
それはそれでいい。
日本の大衆の中に一つ「デ・ニーロ」の物語が入り込み、その作品のデ・ニーロは必ずしも「違うデ・ニーロ」ではないのだから。
ちなみに「マイ・インターン」は米国でもスマッシュヒットを飛ばしています。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。


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