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末尾ルコ詩D「猫、欧州政治」篇。末尾ルコ「美の映画・文学論」~お話は「愛の犯罪者」からピエール・ルメートル「その女アレックス」感想へと続く。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、欧州政治」篇。

「猫、欧州政治」

欧州政治を震撼させる
フランスのFNについて語っておこう
FNはフロン・ナスィオナル
それは国民戦線
創始者はジャン・マリ・ルペン
現党首はマリーヌ・ルペン
ではよく写真に映る
ブロンドの若い女は?
それはマリオン・マレシャル・ルペン

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
この世界をできる限り
安定させたいのさ!

●末尾ルコ「美の映画・文学論」~お話は「愛の犯罪者」からピエール・ルメートル「その女アレックス」感想へと続く。

そう。
ジャン・マリ・ラリュー&アルノー・ラリュー。
「愛の犯罪者」。
あ、そう言えば、ピエール・ルメートルがとても評判が良いので、「その女アレックス」、読んでみました。
ミステリも最近ぜんぜん読んでなかったんです。
他に読みべきものがごまんとありますもので、ミステリまで手が回らなかった。
でもピエール・ルメートルは近年では珍しく「フランスの作家」で日本でバカ売れしている。
「バカ売れしている」だけでは普通食指を動かしませんが、「フランスの作家」が日本で売れるなんて、今日び滅多にありませんからね。
そこで強く興味を持った。
「その女アレックス」というタイトルもカッコいい。
このピエール・ルメートル、フランス最高峰の文学賞であるゴンクール賞も獲得しているんですね。
さらに強く興味を持った。
「文学作品」に徹していてもゴンクール賞はそうそう獲れるものではない。
かのミシェル・ウエルベックでもゴンクール賞獲得までかなりの期間を要している。
さらにルメートルは、「50代で作家デビュー」という経歴もおもしろい。
そうなんですね。
「表現活動」って基本的に、「死ぬまで」できるから素敵なんです。

で、「その女アレックス」の感想ですが、さすがにおもしろかった。
おもしろくてディテールをどんどん飛ばしながら読み進むのがいいか悪いかは別にして。(笑)
そうなんですね、(このアレックスという女、一体どうなっているんだ??)と終盤まで分からないのでぐんぐんページが進みます。
個人的な好みを言えば、(監禁シーンがあれだけ長い必要があるのだろうか?)とは感じました。
それと身長が「150㎝もない」という設定がされている「カミーユ(男性)」を中心とした警察のメンバーの会話がそれほど魅力的だとは感じなかった。

とは言え、おもしろかったです。
ピエール・ルメートルの他作品もぜひ読んでみたいですね。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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