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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~木村拓哉がアル・パチーノへの憧れを語ったように、あなたも何かを語れるか?2016年10月30日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~木村拓哉がアル・パチーノへの憧れを語ったように、あなたも何かを語れるか?

・木村拓哉が明石家さんまの番組で「夢」を尋ねられ、「アル・パチーノと同じ現場に立てたら」という意味を語った、というお話はしました。
「アル・パチーノ」。
映画「ゴッドファーザー」が全世界に衝撃を与えた頃、日本でもアル・パチーノを知らない人はいないくらいでした。
もちろん当時の日本人はまだ「欧米コンプレックス」が根深く残っており、よかれ悪しかれ「ハリウッドスターは雲の上の人」という意識を持っていたのですね。
「ハリウッドなら何でもサイコー!」的な礼賛は必要ないですが、今現在でも全世界ほとんどの国で「ハリウッドスターは雲の上の人」なのですが、ガラパゴス化・自閉化の進む日本は違った状況になっています。
これは実は大きな問題であって、「識者」の中にもすぐに「欧米は終わったからアジアに目を向けよう」なんて言う人がいるのでけれど、そんな単純な問題ではない。

それはさて置き、明石家さんまのバラエティ番組で「アル・パチーノ」の名を出した木村拓哉は余程パチーノに心酔しているのだなと嬉しい気分になったのです。
アル・パチーノって今の日本で、しかもバラエティー番組の中で、普通はあまり出てくる名前ではない。
同世代のロバート・デ・ニーロであれば、もちろんわたしも「神」の座に置いている人ですが、「いつどこで名前を出しても不自然でない圧倒的存在感」がある。
しかも2015年にはガラパゴス日本でさえ「マイ・インターン」が大ヒットし、20代~30代の若い女性たちの間でも大評判となり、70歳を超えて新たなファンを開拓して
こんなことは映画史上デ・ニーロ以外達成したことないと思うのですが、日本で一般的にはパチーノはやや過去の名優のイメージになりつつあった。(実際は「Dear ダニー」で2016年ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされており、活躍していますが)
そんな中、「アル・パチーノ」の名を出した木村拓哉の中に「映画」そして「俳優」に対する十分なリスペクトを感じたとしても不思議はないでしょう。

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