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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画俳優演技論」~「HK 変態仮面」続編に再主演する鈴木亮平のメンタリティー。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~「HK 変態仮面」続編に再主演する鈴木亮平のメンタリティー。

映画「HK 変態仮面」の続編が作られるそうですが、タイトルは「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」。
「HK 変態仮面」は「すごく面白い作品」とは言い難く、(まあ、悪くないな)というくらいのものです、内容的には。
映画「HK 変態仮面」最大の見ものはもちろん鈴木亮平の「変態コスチューム」で、「笑い」の比重もほとんどその点にかかっています。
テンポが遅く、大きく笑う時間がほとんどありません。
変態コスチュームを含めた下ネタギャグもややリミットを超しており、「笑うに笑えない」シーンもかなり多い。
でも「いやな感じ」の映画ではありません。
(みんな、頑張ってるなあ)と、(うんうん)と、うなずきながら観てしまう、そんな作品です。
その「HK 変態仮面」の続編が「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」なんですが、監督の福田雄一も言っているようですが、NHK朝ドラマ「花子とアン」出演で知名度や俳優間でのポジションが格段に上がった鈴木亮平が「また変態仮面を!」というのがなかなかなのです。

あ、ここでひと言付け加えておきますと、

・朝ドラマあるいは大河ドラマ出演後「ブレーク」というルート、わたし嫌いなんです。
「ブレーク」という言葉も嫌いだし。

でもそれはまた別のお話。

普通メジャーな廃油は「変態仮面」役、なかなかやらないでしょう。
それは映画を観ればすぐにお分かりになると思います。
「変態仮面」を岡田准一が、福士蒼汰が、玉木宏が演じるかといえば、

と、ここまで書いて、(いや、「変態仮面」を演じてみようという俳優もけっこういるか)という気もしてきました。
ま、でもその話はまた別の機会にいたしましょう。

鈴木亮平の場合、「HK 変態仮面」を演じた時期は、とても「映画で主演」というポジションではなかった。
わたしは「HK 変態仮面」よりもかなり前から、脇役で出てくる鈴木亮平を(いい感じの俳優だな)と思っていた。
けれど世間的にはまったく名前は知られてなかった。
「HK 変態仮面」は鈴木亮平の人生にとって「最大のチャンス」だったとも言えるでしょう。
ちなみに「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」のキャストは、鈴木亮平、清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、片瀬那奈、池田成志ら前作のメンバーに加え、柳楽優弥、水崎綾女、皆川猿時、新井浩文、やべきょうすけら新メンバーも加わっています。

「変態仮面」と「お下劣映画」に関する話題、また後日やりますね。

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