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●今こそ語れ!ゆるキャラのようなマイティ井上とサンセット・フリップ!! [「言葉」による革命]

●今こそ語れ!ゆるキャラのようなマイティ井上とサンセット・フリップ!!

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

わたし原則、ゆるキャラの類いが好きではありません。
いや、ゆるキャラ自体が嫌いというよりも、「ゆるキャラ、ゆるキャラ」と大騒ぎをする(した)メディアの態度が嫌いなのです。

というお話をしたくて書き始めたのではなくて、マイティ井上ですよ、マイティ井上。
ある時期国際プロレスは、ラッシャー木村、マイティ井上、グレート草津の3人が主力として活躍していたわけですが、中でもマイティ井上、空中殺法を売り物にしていたわけですわ。
しかし空中殺法を売り物にするレスラーの割には中あんこ型の体型で、あまり少年ファンがワクワクするタイプではなかったですな。
やたらな柄パンを着用していることもよくあったし。
しかしプロレス雑誌で見る、マイティ井上のサンセット・フリップは子ども心をくすぐるものがあった。
リング上に倒れている相手に対して前方宙返りをしながらアタックするというサンセット・フリップ。
他に使うレスラーが当時の日本マットにはいなかった(と思う)もので、自然目立つわけだけれど、だいたい写真はマイティ井上が空中で頭を下にしているものだったのですね。
(サンセット・フリップとは、マイティ井上のどこが相手に当たるのだろう??)と国際プロレスの映像を観る術もないわたしの頭は想像が膨らんだと来たもんだ♪

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いっぷく

もとはセントーンですよね。
それが、井上がすると、まず体当りして相手を倒し、次に体を震わせ腕を回すダンスを踊ってから「あ~」と奇声を発して前宙。相手に背中から落ちていくという技ですよね。
井上の付き人だった冬木弘道が、攻撃する時、地団駄踏んで奇声を発していたのは、たぶん井上のダンスを見習ったんですよね。
国際プロレス時代は、多い時は3回やってましたが、全日本では2回、少ない時は1回のときもありましたね。
いつだったか武道館で、寺西とタッグを組んで体の大きいガイジンとたたかったとき、寺西にもやれと合図して、2人で交互に2度ずつ回ってフォールをとっていました。
寺西が「いいのか?」と確認しながら回ったのは笑いました。
でも寺西はダンスは踊らなかったですけどね。
井上は、マティ鈴木が師匠で、マティ鈴木やマシオ駒といったあたりは、センスがあるのに体が小さくて上に行けなかった人たちなので、井上は、それをどうやったら補えるかということを考えて、「見せ場」としてダンスをしたのかもしれませんね。
井上は軽量だから、ただ落ちていくのではなく、何か一工夫したかったんでしょう。
巧いだけでなくクレバーなレスラーだと思いますよ。井上は。
寺西は田中忠治が師匠で、体操選手とは違うのですが、スマートに動くことを目指していたと思います。
たとえば、ショルダースルーをかけられても、そのまま落ちないで、足からストッと落ちるとか。
井上は全日に行かなければヘビー級でやっていたでしょうが、寺西は根っからのジュニアヘビー級なんでしょうね。
by いっぷく (2017-01-18 01:42) 

pandan

今日も寒いけど寒波は嫌ですね〜
by pandan (2017-01-18 05:54) 

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