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●『新BS日本の歌』でブルーのロングドレスを着て現れた市川由紀乃の見事な着こなし。 [「言葉」による革命]

●『新BS日本の歌』でブルーのロングドレスを着て現れた市川由紀乃の見事な着こなし。

末尾ルコ「音楽とファッションの話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

NHKプレミアムの『新BS日本の歌』で、市川由紀乃が司会した回がって、番組中、ロングドレスを着て現れるシーンがあった。
演歌歌手の市川由紀乃はもちろん和服が基本スタイルであり、それはそれで素晴らしいのだけれど、どうだろう、ロングドレスを着て登場して、(ハッ)とさせてくれる演歌歌手は他にどれだけいるだろうか。
市川由紀乃は公称170.5cmの長身で、歌番組では隣に並ぶ男性演歌歌手よりも背が高いことも少なくない。
和装履物もある程度の高さを持っていて、その分公称170.5cmにさらに上乗せされているわけだから、比較的小柄な男性が多い演歌界では際立ったプロポーションに見える。
そんな市川由紀乃だからこそロングドレスがとても似合い、(ハッ)としたわけだが、それにしても見事なステージ姿だった。
その時のロングドレスの色は深いブルーで、しかも裾を引きずるようなスカート丈の長い本格的なロングドレス。
さらに言えば、肩や背中も見せるタイプのロングドレスであり、そんな市川由紀乃を鑑賞するだけでも十分楽しませてもらえる時間だった。
もちろん背が高ければロングドレスが似合うというものではなく、肩や胸元、そして重要な背中のラインなど、身体全体のスムースな流れるようなバランスが必要とされるが、市川由紀乃の場合、「日本人的美」も併せ持ちつつ、ロングドレスも似合っていた。

高級ロングドレスがずらずら現れる時と場所はもちろんアカデミー賞やカンヌ映画祭のレッドカーペットで、世界的一流女優たちのために作られた超高級ドレスを奇跡のように着こなした女性たちが無数のフラッシュを浴びる。
そうした欧米人女性のスターたちの着こなしと市川由紀乃のそれは異なっているが、そのすっきりしたロングドレス姿は間違いなく、「日本の美+欧米の美」を併せ持ったクオリティで外国人たちをも魅了するだろう。

というわけで市川由紀乃には今後もぜひ洋装に挑戦してほしいが、歌の上手さも抜群である。
とりわけ繊細な声の転がし方が抜群に上手く、さあ、あなたも聴き惚れましょう!

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いっぷく

「はぐれ花」聴きました。私は演歌はよくわからないのですが、「趣味:妄想」というのは面白いですね。途中でドロップアウトしかけたようですし、もしかしたら、かなりナイーブな人なのかもしれないですね。
芸能界で生きていくためには、人格がどこか壊れているか、もしくは故意に壊さないとやっていけないですが、そのへんが自分の矜持と折り合いつかないのかもしれませんね。
「はぐれ花」は徳久広司が作曲ですね。
昔、「寺内貫太郎一家」で突然出てきて何者だと思ったら、小林亜星の門下生というので、ちょっと注目しました。小林亜星は音楽大学出身でない作曲家として、というか、だからこそ、CMソング、アニメソングなど、クライアントの要請に応じて多様な曲を作りました。
私は、高橋恵子が関根恵子時代、エメロンシャンプーCMに出ていて、その曲を小林亜星が手がけていていいなあと思いました。
そのCMは、関根恵子が水着で出てくるのですが、もう大映時代に脱ぎまくっているので、今更水着なんてどうってことないはずなのに、そのCMを見たくなってしまう魅力がありました。関根恵子の魅力だけでなく、曲による盛り上げもあったと思います。
徳久広司は小林亜星ほどメディアで名前を聞かないのですが、wikiで見るいろいろな歌手の歌を手がけていて、美空ひばりにも提供しているんですね。
特定の歌手の曲を何曲も作るタイプではないようですが、遠藤実が森昌子のデビュー10曲目までに8曲も手掛けたように、特定の作家と組んでじっくりと色を出してもらったほうがいいような気もします。……と思ってディスコグラフィー調べたら、たかたかしも詞を書いてるんですね。みんな3曲ぐらいで代わってますね。
by いっぷく (2017-06-14 01:24) 

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