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●『汚れなき悪戯』のモノクロの美しい空は。 [「言葉」による革命]

●『汚れなき悪戯』のモノクロの美しい空は。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『汚れなき悪戯』。原題を和訳すると、「マルセリーノ、パンと葡萄酒」だ。言うまでもななく、キリスト教の世界では、パンはイエス・キリストの肉、葡萄酒は血である。
『汚れなき悪戯』は14世紀イタリアの民間伝承を素材としたストーリーとされ、しかしヴァイダ・ラースロー監督がモノクロで描いたその空はスペインの空であり、しかし聖フランチェスコの生きたアッシジの空のようにも見える。

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hana2017

「禁じられた遊び」の画質はモノクロでよろしかったのですね。
聖フランチェスコの生きたアッシジの街、私も一度だけ訪ねた経験がありましたが、団体で押しかけては申し訳ない気がしてしまった。とても静かで落ち着いた美しいところでした。
その美しいと感じる美の基準、同じイタリアでもベネチア等と違った・・・空気が流れている気がしたのです。

by hana2017 (2017-11-02 22:42) 

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